アメリカの携帯キャリア – アメリカの携帯電話事情①

4月に赴任して以来半年以上たったので、忘れないうちにまとめておきます。
(2016/11/26現在)

 

■キャリア

アメリカには大きく分けて4種類の電話回線網があります。

– Verizon
– AT&T
– T-mobile
– Sprint

これらが、日本でいうところのDocomo、au by KDDI、Softbankの3大キャリアに対応する4大キャリアです。
これに加えて、相当数のMVNO(要は格安Simの会社)がありますが、それらMVNOも上記の4社の回線を使っているので、4大キャリアの特徴を押さえておくと楽でしょう。

■契約形態

契約形態は下記の2つ。

– ポストペイド:日本の携帯と同じ。契約書を交わして使用量に応じて支払いを行う形式
プリペイド:あらかじめ課金しておき、そこから料金が引き落とされる形式

アメリカの生活にあたって、特にポストペイドで契約する必要性は特に感じていません。
アメリカは契約によって信用が築かれるので、何年にもわたりアメリカに滞在する場合には検討されてもいいと思います。
機会があれば挑戦して記事にしたいと思います。

■料金体系(プリペイド)

下記が、大まかな特徴と料金体系になります。
現在私はプリペイド契約でAT&TのSimを利用しているため、AT&T贔屓になるのはご容赦願います。

  Verizon AT&T T-mobile Sprint
回線エリア
月額料金 $50 $45 (4GB)
ただし、自動支払い適用で
$40
$50 $45 (3GB)
$55 (6GB)
国際通話対応
(to 日本)
×
$0.25/min

$0.25/min


$5/月 (250min)
$15/月 (1000min)


$1.99/min


$15/month


$0.21/min

 

料金は、国内通話無料/国内テキストメッセージ無料/データ通信5GBの条件で比較。AT&Tは4GBプラン、Sprintは3GBと6GBプランを記載(これら2社は5GBは現状なし)。

国際電話の月額プランは、固定電話にのみ適用され、携帯電話への通話は分刻みで課金されます。。。
T-mobileは$15/monthの契約をしていれば、携帯への通話も割安料金になってくれる模様。

 

MVNO各社はそれぞれ独自のプランを持っているので、自分に合ったものを探すのも一つです。

■各社の評価

上記を見ていただけるとわかるように、国内利用では基本的に各社の差はほとんどなく、街中やちょっとした郊外で生活している限りは問題になったことは全くありません。データ通信も、いろんなところにWifiが飛んでいるので3GBあれば十分かと思います。

 

単身赴任など日本との通話が多い人にとっては、国際通話が悩みどころですね。
その場合、私はAT&Tをおすすめします。SkypeやLineなどを併用すれば、250分以上話すことも少ないと思いますので。

ちなみに、T-mobieとSprintを利用している友人達も米国内利用については大きな問題はないと言っていました。他の3社と比べてSprintは郊外でつながらないところが稀にあると友人から聞いたことがありますが、普段生活している上では全く問題ないようです。
(ただし、Softbankのアメリカ放題は別回線なのかつながらないことが多々ありました。)

微妙ですが大きな違いとしては、山間部などに行った場合は、Verizonでないと電波が届かないケースがあるらしいとのこと。

■結論

結論としては、料金/回線エリアの面からみるとキャリアに関しては特にこだわる必要はなく、自分の居住区からアクセスのしやすいところで契約されるといいと思います。

山登りや絶景巡りなどが好きな人は、Verizonを選びましょう(笑)

 

■おまけ

ちなみに、私がAT&Tを選んだ理由は、日本のAmazon.co.jpでSimカードを入手できたことと、当時自分が持っていた携帯電話が対応している通信バンド帯がAT&Tの帯域だけだったからです。

iPhoneのようにハイエンドのSimフリー携帯を持っている方は、Ready Simなど旅行者用のSimカードを買って行き、ゆるりと選ぶのも選択肢の一つです。

 

各社の通信バンド帯/IP電話/格安携帯(FreedomPop)体験記、については、また後日記事にしたいと思います。

 

by Miya旦那

 

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