ディズニーホテル紹介 (5) – 総括編 –

5回に分けて書いてきたホテル紹介も今回が最後です。
宿泊してきた3部屋を比較していきたいと思います。

第一回:ホテル全般
第二回:カリビアンビーチリゾート /スタンダードルーム編
第三回:カリビアンビーチリゾート / パイレーツルーム編
第四回:ポートオーリンズリゾート リバーサイド / ロイヤルゲストルーム編
第五回:ホテル比較・総括編

■ホテル設備比較 ・・・ 軍配:ポートオーリンズ

○プール

ポートオーリンズの方がプールサイドがきれいで、利用したいと思えます。
プールの周りのガーデンも綺麗ですし、バーで何かドリンクを買って、子供が遊んでいるのを見守っていてもいいと思います。

 ○フードコート/食事

ポートオーリンズのフードコートの方がきれいで広い印象です。カリビアンビーチリゾートのフードコートは利用していないのですが、ちょっとごちゃごちゃしているのと、バス停からも距離があるので利用しづらいところがあります。

ここに関しては、大きな差はないと思います。好きな雰囲気もあると思いますので。

○ショッピング

品ぞろえなどを見ると、大差はないかなと思います。ただ、ポートオーリンズの方が店内が明るいので購買意欲はそそりますね。

あと、カリビアンビーチリゾートの方では、薬を見かけなかったような・・・
少なくとも、見つけやすいところに医薬品はなかった気がします。

 

 

■景観比較 ・・・ 軍配:ポートオーリンズ

南国感を味わうのはカリビアンビーチリゾートの方がベターだと思いますが、ポートオーリンズの方がヨーロピアン感とリゾート感が融合されており綺麗です。
建物やガーデンの整備が、ポートオーリンズの方が行き届いている気もします。

遊覧船や馬車などに揺られることが出来るというのも、ポートオーリンズの利点の一つですね。
滞在中には、複数人乗りの自転車に乗っている人も見かけました。

 

 

■部屋比較 ・・・ 軍配:引き分け

(パイレーツルーム v.s. ロイヤルゲストルーム)

この点については、好みの差だと思います。
明らかにカリビアンビーチリゾートが勝っているのはバスタブがあるところですね。
日本人として、疲れた時にはお湯をためてゆっくりしたいところです。

 

■その他おすすめホテル

◎パークを楽しみたい人

ホテルには寝に帰るだけです、という方はどのホテルに滞在してもいいと思います。ホテル滞在者は、パーク滞在時間が延長される特典があるので、それを目当てに宿泊するというのも一つの作戦だと思います。

東京ディズニーランドと違って、朝早くから人がたくさんいるということはあまりなかったので、Extra Magic Hourを利用して早朝から赴けばアトラクションに乗り放題だと思います。

 

◎キャストおすすめ

妻の友人のキャストさんからは、Disney’s Coronado Springs Resortをお勧めされました。パイレーツルームやロイヤルゲストルームのようにディズニー色やキャラクター色は強くない部屋のようです。
ちょっと調べてみた感じ、各パークへのアクセスや、施設内レストランなどが充実しているようですね。ランドリーもあるようです。

楽しむのはパークで、ホテルは快適に過ごしたいという方にお勧めではないでしょうか。

 

■まとめ

非常に少ない私の経験から言わせていただくと、ポートオーリンズリゾートが非常におすすめです。設備は整っていますし、建物がきれいという点もポイントが高いです。アクティビティも様々なものが行われているようなので、長期滞在でも楽しめると思います。

また、ディズニースプリングスへの移動が便利なので、お土産をもう一度見たいというときにすぐに行けるのが便利です。私たちも、滞在最終日にあと2時間で空港へのバスが出発するというタイミングでディズニースプリングスへ行ってきました。最後の最後まで楽しめます。

 

多分に主観が入ってしまいましたが、以上でホテル紹介は終わりです。
とはいえ、5泊で3部屋を移動するのは正直しんどいです。5泊程度であれば1か所に腰を据えた方がベターだと思います。

ディズニーホテル紹介 (4) – ポートオーリンズリゾート リバーサイド / ロイヤルゲストルーム編 –

滞在4日目からは、ポートオーリンズリゾート(Disney’s Port Orleans Resort – Riverside)にホテル移動です!EPCOTエリアのホテルから、Disney Springsエリアのホテルに移りました!!

第一回:ホテル全般
第二回:カリビアンビーチリゾート /スタンダードルーム編
第三回:カリビアンビーチリゾート / パイレーツルーム編
第四回:ポートオーリンズリゾート リバーサイド / ロイヤルゲストルーム編
第五回:ホテル比較・総括編

ホテルの移動に関しては、ベルサービスの記事にも少し書いていますので、そちらも参照ください。

 ■フロントデスク

カリビアンビーチリゾートが南国っぽいイメージだと書きましたが、こちらも南国っぽい感じはあります。ただし、高級感が全然違います。高級ホテルにイメージが様変わりしました。天井高いですし、建物のきれいさも遥かにレベルが高いです。

チェックインでは、ホテルを移ってきたのでマジックバンドの登録は再度行います。

フロントデスク最寄りのバス停は、皆さんサウスデポット(South Depot)と呼んでいます。そんな記載なかった気がするんですけどね。。。

こちらのホテルでは、ホテル内インターナルバスとパークへの移動で、同じバス停を使うはずなのでご安心ください。

 

■ホテルの雰囲気

◎施設

フロントデスクのすぐ隣に、フードコート/バー/ショッピングエリアが併設されています。ショッピングエリアにはお土産類/食品類に加えて、ちょっとした薬も置いてあるので安心です。

今回の滞在中、フロントそばのバーを利用することはなかったのですが、かなりにぎわっていました。時間のある方は利用されると楽しいと思います。

ガーデンにも、広いプールとバーがあります。プールはウォータースライダーもあり、子供連れでにぎわっていました。12月でもプールで遊ぶのは普通みたいです。

   

バスタオルは係員の人に言えば借りれるようなので、水着をもっていっておくと楽しめると思います。
ちなみに、プール横のバーではスーベニアカップを入手することが可能です。

 

◎ガーデンビュー

はっきり言ってきれいです。ホテルの敷地内を水路が流れており、それに沿ってホテルの建物が並んでいます。

フードコートのあたりには、水車も回っていて景観が素晴らしいです。

          

◎室内

○ベッドルーム

壁紙にディズニープリンセスの肖像画が飾られていたり、床には魔法の絨毯が敷いてあったり、ファンタジーの世界に溶け込めます。

      

ちょっと残念だったのが、テーブルです。手紙が置いてあるのですが、それはフェイクでテーブルに直接印刷されていました。

これが、プリントでいいので紙に印刷されていて、記念に持ち帰ることができればパーフェクトだったのですが。。。

 

 

○バスルーム

蛇口が魔法のランプだったり、ちょっとした細工にディズニーの意匠が見受けられます。
ちょっと感動したのが、コンセントにまで装飾が施してあることです。ここまでこだわっているのは凄い。

   

○設備

高級感のあるチェストと、その中に冷蔵庫が隠してあります。

また、実はベッド奥の絵には仕掛けがあり、横のスイッチを押すと光を使って花火が上がる仕組みになっています。

 

 

■その他の特典

①遊覧船

水路は船が通っており、無料でディズニースプリングスへ船移動することができます。船着き場はフロントデスクの裏側です。

有料で観覧船に乗ることもできるようですが、利用している人は見受けられませんでした。だいたいみなさんディズニースプリングスへの移動に船を使っていました。

※もちろん、バスでディズニースプリングスに行くことも可能です。
時間だけ考えるとバスの方が早いかもしれませんが、船に乗るのはかなりおすすめです。

 

②馬車

私は利用していませんが、馬車を利用してホテル内を移動することもできるようです。ほかの宿泊客の方は利用していました。

 

■まとめ

ホテルの部屋もさることながら、ガーデンビューや施設のクオリティが非常に良かったです。食事などもちろん困らないですし、フロントデスク近くにすべてが集約されているのが非常に便利でした。

次回の記事でホテル編は最後。各部屋とホテルを比較して、おすすめをしたいと思っています。まぁ、ここまで読んでくださった方なら結論は見えているような気がしますが。

ディズニーホテル紹介 (3) – カリビアンビーチリゾート / パイレーツルーム編 –

前回に引き続き、カリビアンビーチリゾート(Disney’s Caribbean Beach Resort)の紹介です。部屋はパイレーツルーム(Pirate Rooms)にグレードアップしていますよ!!

第一回:ホテル全般
第二回:カリビアンビーチリゾート /スタンダードルーム編
第三回:カリビアンビーチリゾート / パイレーツルーム編
第四回:ポートオーリンズリゾート リバーサイド / ロイヤルゲストルーム編
第五回:ホテル比較・総括編

ガーデンの雰囲気やホテル内ショップは部屋のグレードが変わっても同じなので、本記事では内装の紹介に終始します。ホテルの施設紹介については、第二回の記事を参照ください。

余談ですが、カリビアンビーチリゾートには、1か所しかショッピングエリアがないため、部屋によっては少し遠い場所になってしまいます。私たちが案内された2部屋を比べると、スタンダードルームのときの方がショッピングエリア/フードコートには近かったです。

 

■部屋の内装

◎ベッドルーム

船体をイメージしたベッドフレーム・船のマストを模したヘッドボードになっていますし、ベッドスローも海賊らしい?上質な布がかけてあります。部屋に入った瞬間にテンションが上がります!!
船のマストはランプになっており、スイッチオンで明かりがつきます。

ベッド自体も、スタンダードルームの時よりも少しいいベッドになっているので、寝心地も良好でした。

  

 

 

◎バスルーム

洗面所と寝室の境界は、キャプテン・ジャックスパローの海賊旗を模したカーテンで仕切られています。部屋に入ったときにはこのカーテンが開いてあるので、一目でパイレーツの部屋だとわかります。

ミラーのフレーム装飾も、スタンダードルームよりも細やかにパイレーツのイメージをかたどった装飾が施されています。
シャワーカーテンには、パイレーツオブカリビアンをモチーフにした、おそらくオリジナルの船が描かれています。

   

 

◎設備

樽!たるの中に冷蔵庫が設置されています。また、チェストも貨物の箱を積んだような形状になっており部屋全体が海賊船をイメージしているのがよくわかります。

※スティッチダッフィーちゃんは備品ではありませんのでご注意ください。

 

 

■まとめ

うん。この部屋なら満足。正しく、パイレーツの部屋でした。パイレーツオブカリビアンが好きで、そのイメージにあった部屋に泊まりたいという方は検討されてください。

ただし、ホテルの部屋はともかくそれ以外の設備に関しては、次回の記事で紹介するポートオーリンズリゾート リバーサイドの方がよかった印象なので、ホテルでゆっくりする時間を設ける方はそちらの方がいいかもしれません。

ディズニーホテル紹介 (2) – カリビアンビーチリゾート / スタンダードルーム編 –

今回は第二回、カリビアンビーチリゾート(Disney’s Caribbean Beach Resort)の紹介です。

第一回:ホテル全般
第二回:カリビアンビーチリゾート /スタンダードルーム編
第三回:カリビアンビーチリゾート / パイレーツルーム編
第四回:ポートオーリンズリゾート リバーサイド / ロイヤルゲストルーム編
第五回:ホテル比較・総括編

まずは手違いで入室したカリビアンビーチリゾートのスタンダードルームから紹介していきます。チェックインなどもこちらの記事で紹介します。

 

■フロントデスク

普通のビジネスホテルと違って、南国チックなゆったりとした感じのイメージを受けるフロントでした。WEBチェックインというコーナーもあったのですが、よくわからなかったので普通のチェックインコーナーでチェックインしました。

カリビアンビーチリゾートのフロントデスク最寄りバス停には、インターナルのバスしか止まらないので注意しましょう。パークから帰ってきてフロントデスクに行きたいときは別のバス停で降ります。

■ホテルの雰囲気

◎施設

プールやショッピングモールもありましたが今回はほとんど利用せず。ショップに関しては、ディズニー公式のショップが比較的充実しているので、お土産などここで買ってもいいと思います。パークのショップと比べて人が少なくゆっくり見れるので、この点は満足。

公式ショップ内にはフードコートがありましたが、それ以外にもショッピングエリアにいくつかレストランなどがあるようです。

 

◎ガーデンビュー

この辺りはさすがです。外界としっかり隔離されていて、リゾートにいるという印象が受け取れます。
湖越しにパークで上がった花火を見ることができるので、その点はお得感があります。

 

◎部屋の内装(ベッドルーム/バスルーム/設備)

ぶっちゃけ、普通。正直、この部屋だったらパーク外の提携ホテルに泊まった方がいいのではないか?というのが感想です。
ベッドも普通だし、壁紙も飾りも普通だし、細やかなところも普通の良質なホテルでした。
南国をイメージできる部屋にはなっておりリゾートに来たなぁとは思えますが、ディズニーホテルである必要はないかなという感じです。

写真は撮り忘れたので、公式サイトを参照ください。
https://disneyworld.disney.go.com/resorts/caribbean-beach-resort/rates-rooms/

 

第三回でパイレーツの部屋を紹介しますが、これをイメージして部屋に入ったので落胆がかなり大きかったというのが正直なところです。

■総括

よく言えば南国的で古き良き水辺のリゾートという感じ。悪く言えば全体的にちょっと古びたというか、さびれた印象があるというのが初日のホテル滞在を終えた感想です。
実はシステムミスで予約していた部屋と違う部屋になっていました。とはいえ、本来予約していたパイレーツルームはテンションが上がったので、次回の記事をお楽しみに。

ディズニーホテル紹介 (1) – 全般編 –

今回から、5回にわたりディズニーホテルの紹介をしていきたいと思います。

第一回:ホテル全般
第二回:カリビアンビーチリゾート /スタンダードルーム編
第三回:カリビアンビーチリゾート / パイレーツルーム編
第四回:ポートオーリンズリゾート リバーサイド / ロイヤルゲストルーム編
第五回:ホテル比較・総括編

ホテルに滞在するにあたって、気になる点と言えば移動/買い物/食事/チェックイン・チェックアウトだと思います。
第一回の本記事ではこの4点について、簡単に紹介させていただきます。

 

■ホテル内移動/パークまでの移動

ディズニーホテルは敷地が非常に広く、フロントから部屋まで敷地内を歩いて移動するとなると30分くらい歩かないと部屋までたどり着けないということもあり得ます。そのため、敷地内移動用のバスと、各パークへのバスが停まるバス停が各ホテルに4か所程度用意されています。

       

バスの行き先は

  • マジックキングダム
  • アニマルキングダム
  • エプコット
  • ハリウッドスタジオ
  • ディズニースプリングス
  • タイフーンラグーン(冬は休園)
  • ブリザードビーチ(冬は休園)
  • インターナル

前半4個は言わずと知れたパークですね。ディズニースプリングスは、ディズニーおよび一般の有名ブランドが集まったショッピングモールです。
別途紹介記事を書きますが、ディズニースプリングスでしか手に入らないようなお土産もあります。

これらの5個の行き先については各バス停に電光掲示板があり、そこに次のバスの到着予定時間が記載されます。はっきりとはわからないですが、30分以上来ないときには時間が表示されないように感じました。表示がないときは気長に待つか、係員がいたら尋ねてみるといいと思います。

タイフーンラグーンとブリザードビーチに関しては、休園中だったのでよくわかりません。バス停によっては、ディズニースプリングスでの乗り換えが必要と記載されているところもありました。

インターナルはホテル内を回っているバスなのですが、電光掲示板には到着時間が記載されません。およそ15分~20分ごとに1本のバスが来ます。

 

ちなみに、パークからホテルへ移動の場合は電光掲示板ではなく、普通の掲示板にバス停の番号が記載されているだけです。

記載されているバス停で待っておけば、そのうちバスが来ます。

 

注意点①
Google Mapなどに表示されるバス停の名前と、実際のバス停の名前が違う場合もあります。さらには、実際のバス停の名前とバス運転手が言うバス停の名前が違うこともあります。降りたいバス停の名前をメモしたり写真にとっておいたりした方が無難だと思います。

注意点②
ホテル関係ないですが、パークからパークや、パークからディズニースプリングスへの移動は時間が限定されていることがあるようです。私が行ったときは、マジックキングダムからディズニースプリングスへのバス移動は午後4時以降しかできませんでした。ホッパーを使う人はご注意ください。

 

■買い物

いずれのホテルも、ショッピングエリアが用意されていました。各パークの代表的なショップ1店舗分と同じくらいのスペースはあった印象です。例えば、帽子やダッフィーのぬいぐるみ、衣装などは一通りそろっていますので、パークに遊びに行く前に買い物をしても後悔はしないと思います。

…とはいえ、買い物するならディズニースプリングスへ行くのをお勧めしますが。

 

また、パークで購入した商品をホテルのショップに送付するサービスもあります。受け取りが1日後になってしまうので購入タイミングは注意が必要ですが、買ったものを持ち歩かなくてもいいのは助かります。

■食事

今回滞在した2つのホテルともに、食事をするフードコートは用意されていました。うろ覚えですが午前7時~23時過ぎまでは営業していたはずです。

いずれのフードコートも15ドル前後で食事がとれます。さすがアメリカという感じで、ハンバーガーやピザはどちらのホテルのフードコートにもありました。基本的にアメリカサイズなので、二人でシェアしてもそれなりに満足できる量だと思います。

        

また、ホテル内のショップではお土産に限らず、パンやお菓子、ジュースや牛乳なども購入することができます。通常のスーパーと比べると2倍~3倍くらいの値段はしますが、4ドル程度で大容量のパンを購入できるので、朝食などはこれで済ませてもいいと思います。飲み物を買う場合は、事前にホテルの部屋に冷蔵庫がついているかチェックしておいた方がベターです。

 

また、ホテル滞在中リフィルが可能なスーベニアカップを18ドルくらいで購入することもできます。あくまでホテルでの利用しかできませんが、滞在が長い人にとっては非常に便利です。

カップデザインの在庫はホテルによって異なる場合があるので、狙いのデザインがある人はホテルを渡り歩くのも一つだと思います。

 

■チェックイン・チェックアウト

チェックインは通常のホテルと基本的には同じです。チェックインでは、ホテルの地図をもらいホテル内ショッピングエリアの場所や、部屋の最寄りバス停を説明してもらえます。

     

また、まだマジックバンドをもらっていない場合は、チェックインの時に受け取れます。クレジットカードとの紐づけもできるので、やっておくと滞在中ほとんど財布が不要です(※)。家族のマジックバンドにも自分のカードを紐づけできるので、必要に応じて紐づけしておきましょう。

ホテル滞在期間中のマジックバンドを利用した支払い内容は、ホテルの領収証に記載されます。パークで使った分も記載されるのはありがたいです。

 

※スーベニアコインの機械のためには現金の持ち歩きが必要です。
また、ディズニースプリングスではディズニー関連以外のお店も多々あるので財布があった方がいいです。

チェックアウトは基本的に不要です。登録したメールアドレス宛にチェックアウト日の午前4時ごろに領収書のメールが入っています。
マジカルエクスプレスなどを予約していた場合には、チェックアウト前日に部屋のドアノブに予約確認証が掛けてありますのでそれを確認しましょう。

 

チェックアウト後に飛行機の時間まで遊びたい場合も、ベルサービスで荷物を預かってくれるので安心です。もちろん無料。

 

 

■まとめ

さすがディズニーという形で、一通り困ることはないと思っていいと思います。

各ホテルによって違いは多々ありますが、最低限のところは抑えている印象です。特に、パークで買ったものをホテルのショップで受け取れるサービスは、数日滞在するときには重宝します。

次回以降の記事では、各ホテルの部屋や雰囲気をお伝えしていきます。

TX州ドライバーズライセンス取得③ – 運転試験編 –

3回にわたって連載してきた運転免許取得の記事もラストを迎えました。今回は運転試験(Drive Test)の受験です。

 

■Drive Testの予約

テキサス州の運転試験を受けるためには、学科試験に合格後に予約を取る必要があります。予約はDPSのサイトから、受験するオフィスを選んで行います:
予約サイト:http://www.dps.texas.gov/administration/driver_licensing_control/rolodex/search.asp

 

郵便番号を入力すると最寄りのオフィスを表示してくれますが、オフィスによっては運転試験を実施していなかったり、2か月先でも予約が埋まっていることもあります。その時はちょっと遠くても大きなDPSオフィスで受けた方が無難です。大きなところであれば、1か月先くらいには受けることができます。

 

予約の手順は、

  1. DPSサイトから、運転試験を受験するDPSオフィスを選ぶ
  2. 運転試験の注意事項を読み、予約に進む
  3. 予約サイトで電話番号を入力する
  4. 受験する時間帯を選択する(20分刻み)
  5. First Name / Last Name / E-mail address を入力する
  6. Driver License No.(DL/ID/UNL Number)を入力
  7. 予約完了

4の後にテキストメッセージ、5の後にE-mailが送られてきます。
6の後にWEBに予約情報が表示されるので、印刷しておいた方がいいでしょう。

 

■車の準備

基本的に自分の車で受験しに行けばOKです。但し、いくつかの条件があるので確認が必要です。例えば、

  • 車両登録のステッカーが貼ってあること
  • 車両前後ともナンバープレートが装着されていること
    • ただし、正式に州に登録されている場合は両方でなくても良い
  • 故障や整備不良がないこと。改造車ではないこと
  • その他条件を満たしていること(下記URL参照):

<http://www.dps.texas.gov/DriverLicense/documents/drivingtestrequirements.pdf>

 

親の車や友人の車などでもOKですが、受験者が車両保険の適用対象に含まれているかは確認が必要です。

 

ちなみに、レンタカーで受験することもできます。その場合は車の制約は緩いようですが、保険が十分カバーされているかの確認は必要です。レンタカーを借りるときに、ドライビングテストを受ける旨を伝えて確認してもらうといいでしょう。

■持っていく書類

ドライビングテストといっても、いくつかの書類を持っていく必要があります。

  • 申込時のレシート
  • 車両保険の書類
    • 電子データではNG。紙で準備が必要

受付と受験に必要な書類は上記の二つだけですが、念のためドライビングテストの予約情報と、車両登録の書類をもっていっておくと安心だと思います。(後者は車に乗せていると思いますが)

 

レシートに関しては、支払いから90日間が有効期限です。それを超えた場合は再度支払いが必要なので注意が必要です。学科試験後だいたい1か月後にしか予約が取れないので、運転試験のチャンスは3回くらいと思っていいと思います。

 

 

■受験の流れ(試験受付)

1時間くらい前に会場に到着して、受付を行います。私が受験したところでは、事務所に入って列に並び受付を行いました。機械もありますが、そちらは学科試験申し込みなどの受付のようです。

試験情報では1時間前に会場についておくように書いてあるのでそう書きましたが、実際は30分くらい前にならないと受験ができません。空いていれば1時間前でも受験できますので、一回受付に行ってみるといいと思います。

 

受付が終わったら、車に乗って試験官のところに行きます。試験開始前に車や保険の点検です。流れは以下の通りです。

  1. 挨拶して、保険の書類を見せる
  2. 試験官が車の前に移動
  3. ウィンカーを左、右の順に点滅させる
  4. ホーンを鳴らす
  5. 試験官が車の後ろに移動
  6. ウィンカーを左、右の順に点滅させる
  7. ブレーキを踏み、ブレーキランプを点灯させる
  8. 終了

ライトの点灯はなかったような気がしますが、事前にちゃんと点灯するか確認しておくといいでしょう。

 

■受験の流れ(運転試験)

車と保険の確認が終わったら、試験官が助手席に乗ってきて試験の説明をしてもらいます。どんな試験があるのかの説明ですね。私が受けた運転試験の項目は以下の通りです。

  1. まっすぐ、バックで下がる
  2. ポールとポールの間に、縦列駐車
  3. 45マイル制限の道路を走る
  4. 住宅地を走る

ざっくり書くとこの程度ですね。1, 2は試験場内で行いました。周囲の確認に気をつけておけば、大丈夫だと思います。

 

試験が終わったら、運転の総評をしてくれた後に合否を教えてくれます。
受かったら、試験官が仮免許のペーパーを印刷して持ってきてくれるので、記載内容を確認して、自分のサインを書いて試験官のサインを書いてもらいます。サイン後にそれを受け取ったら試験終了です。

 

3週間後くらいに免許証が郵送されてきます。免許の有効期限はDPSに提出したI-94の期限日です。

 

■減点ポイント!

①周囲の確認とウィンカー

気を付けるのが、周囲の確認をしっかりやることと、ウィンカーをちゃんとつけること。
試験場内なので、縦列駐車のために停車するときと、縦列駐車を終えて出発するときに確認やウィンカーがおろそかになる可能性があります。これらは減点対象です。

 

②右折時の幅寄せ

日本では左折するとき極力左側に車を寄せて直進の車が行きやすいようにします。アメリカではこの考え方はせず、自分のいるレーンは自分が自由に使っていいという考え方のようです。
そのため、右折時でも直前までレーンの真ん中にいてOKです。むしろ、右に寄せると減点されます。(自転車が車道を走るからかもしれません)

 

私が受験したときは、試験官に右に寄れと言われて寄せたにもかかわらず、それを理由に減点されていました。マジ勘弁。

 

■まとめ

アメリカの事務手続きや、試験は本当に人によって対応や質が違います。変な人に当たらないならばいいのですが、当たってしまった時にはあきらめるしかないかもしれません。
妻曰く、最初に笑顔であいさつすれば優しくしてくれる!とのことです。フレンドリーにいきましょう!!

運転免許取得編は、今回で終了です。
次は、約2年後の運転免許の更新の時に記事にさせていただきます。

 

Miya旦那

 

 

TX州ドライバーズライセンス取得② – 学科試験勉強編 –

今回は、学科試験をパスするための勉強方法について紹介させていただきます。アメリカはフリー教材が充実していると思いますし、その一方でお金の力がすごいとも思った経験でした。

それではまずは教材の紹介、そして私の勉強方法と妻の勉強方法を紹介させていただきます。妻の方は、勉強方法といっていいのかわかりませんが、、、

今回もお役に立てれば幸いです。

 

■テキサス州の運転教本

教本は、WEBダウンロードで手に入れることができます。また、DPSでも無料でもらえるらしいです。但し、テキサス州は試験が英語で行われることもあって、英語の教材しかありません。(覚えていませんが、スペイン語でもOKだったかもしれません。いずれにしても日本語はありませんでした)

WEBのURLは以下の通り。DL-7をダウンロードしてください。英語で100ページ近くあります。読むのがつらいです。
<http://www.dps.texas.gov/internetforms/SectionDetail.aspx?ID=15&SpeclSection=Driver%20License>

他州では日本語で試験を受けることができる地域もあるらしいです。例えばカリフォルニアとか。
ちなみに、カリフォルニア州の教本もWEBでダウンロードできます。日本語もあります。細部は違うので、試験対策ではなく参考情報になりますがアメリカのルールを知るという意味ではいい教材になると思います。URLは以下になります。Japaneseのリンクからダウンロードしてください。
<https://www.dmv.ca.gov/portal/dmv/detail/pubs/pubs>

 

■FREE 2016 TX DMV Permit Practice Test

私はWEBの練習問題で勉強しました。テキサスに限らず、WEBページに練習問題がたくさんあります。私は下記のサイトで勉強しました。
<http://driving-tests.org/texas/>

1回の練習テストで40問、だいたい40分くらいはかかります。間違ったところは記録されるので、あとで間違った問題だけを再挑戦することも可能です。簡単にですが解説もありますので、学生時代にとにかく問題を解いて見直すという勉強方法を取っていた人にはお勧めです。

標識に関しては専用の練習問題も用意してあります。学科試験でも標識に関してはよく出るので、標識を理解しておくのは重要だと思います。

 

とはいえ、この練習問題は実際の学科試験とは結構違っています。無料なので仕方ないところですね。

 

■6 Hour Driving Course Online

妻は英語が非常に苦手のため、Free教材での勉強に強いストレスを感じていました。そこで、抜け道として妻はこの方法で勉強し、学科試験を突破しました。

 

TX州では25歳未満の若者は、ドライビングコースという形で学科の勉強をしてその証明をする必要があります。
このドライビングコースは25歳以上でも受けることが可能であり、そのコース内で学科試験を受けることができます。しかも、コースの修了証明書をもってDPSに行けば学科テストを受ける必要がありません。お金で学科試験を突破できるといってもいいです。
さらに、すべてをWEB上で済ませることができるので、家から出ずに学科試験を突破できます。(申し込みには行かないといけませんが。)

 

何ということでしょう。。。

 

◎サイト選び

私の妻が利用したのは、AceableというサイトのTexas Adult Drivers Edというコースです。費用は36ドル。
<https://www.aceable.com/>

 

最初、こういったサイトは怪しいと思って使いたくなかったのですが、妻の勉強ストレスがひどかったので活用することにしました。また、サイトを細かく見ていったときに、”Texas State TDLR Approved #Cxxxx”という形で登録番号がちゃんとあるというのを知ったのも安心した理由です。読者様が利用するときには、どこかにこの番号があるかを確認するといいと思います。

このサイト以外にも、複数の似たようなサイトがあるのですが、価格は似たようなところです。私たちは、証明書の発送が早く送料もかからないAceableを利用しました。このサイトでは証明書はEメールで送付され、自分で印刷して持っていく形です。他のサイトでは、郵便で送られたり、送料やE-mailで送ってもらうための追加料金が必要だったりします。

参考までに、他に検討していたのは以下のサイトです。

 

◎内容

最初に名前や住所の情報を入力します。注意して入力してください。ここの情報を間違えると、免許申し込みの時に整合が取れなくなるので問題が発生する可能性があります。

受講方法は、11章(うろ覚えですが)に分かれた教材をWEBストリーミングでひたすら見ていくという方法になります。もちろん英語です。
各章はいくつかのコンテンツで構成されており、そのコンテンツ/章ごとに小テストがあります。章ごとの小テストを突破しないと次の章には進めません。各章のボリュームはまちまちで、長いものでは1時間以上かかる章もあります。

序盤は心構えや若者の申込注意点について、中盤が学科教材、後半は運転の心構えについての教材になっています。試験には出ないですが、タイヤ交換の方法なども紹介されていてなかなか面白いです。運転の心構えは、テキストメッセージの恐ろしさについて懇々と語っていますので一見の価値ありです。2度は見たくありません。正直動画が長い。

全部の章を完了すると、学科試験を受けることができます。これももちろんWEB上でです。必要な点数は、通常と同じで30問中21問正解が必要です。たまたまかもしれませんが、DPSで受けた時とはちょっと問題傾向が違った気がします。

 

◎受験終了後

Eメールで証明書が送られてきます。この証明書をもってDPSに行けば学科試験が免除されます。郵送で送られてくるのか、Eメールで送られてくるのかは事前に確認しておきましょう。

 

◎参考情報

Aceableの教材は6時間コースだよと書いてあったのですが、実質10時間以上は軽くかかります。英語が堪能で、一回聞けば理解できるなら6時間で終了できるのかもしれませんが。

 

◎注意

『6 Hour Driving Course Online』の教材はブラウザ上で再生されますが、途中でわからない英単語とかが出てきても別のタブやウィンドウを開いて調べることは可能です。
何が言いたいかわかりますね。WEBを使って家で受験しているからって、試験中のカンニングはだめですよ。家族や友人に協力してもらうのもダメです。あなたの信仰している神様は、きっとあなたのことを見ています。ダメと言ったらダメですからね。

 

■まとめ

私はお金と時間の面から、自力で勉強することをお勧めします。学科試験は3回のチャンスがありますので。仕事で英語のメールを打つ人なら、余裕で受かることができます。
どうしても英語が苦手な人や体調面で何度も挑戦するのができないというは、WEBでの受験を考慮してみてはいかがでしょう。

 

・・・何か物足りないと思っていませんか?今回はトラブル事例はありませんよ。

 

 

Miya旦那

TX州ドライバーズライセンス取得① – 準備~学科試験編 –

 

アメリカで生活するにあたって、車は必須アイテムです。
旅行や半年程度の駐在であれば、国際免許でも問題ないのですが、1年以上の滞在の場合は運転免許の取得が必須です。また、サンフランシスコやニューヨークだったらバスや電車で生活しても問題ないのですが、そんなところに住めるのは一握りですので、例外としましょう。

今回から、3回に分けてTX州の免許証の取得についてまとめます。
今回は学科試験を受験するところまで、
2回目は学科試験のコツや勉強方法、
3回目はドライビングテストの紹介を行います。

 

■運転免許取得の必要性

運転免許を取得する大きな理由は3つあります。

1つ目は、テキサス州では、他州の運転免許は3か月間しか有効ではないということ。
つまり、他州から引っ越してきた人は3か月間の間にTX州の免許を取得する必要があります。
厳密に定義されているわけではありませんが、日本の国際免許を持っている人もこの範疇に入ると思っておいた方がいいでしょう。

2つ目は、州が発行している運転免許を持っていると身分証明にもなること。
パスポートを持ち歩く必要がなくなるという点でも、免許証を取得するのは非常にメリットが大きいです。米国国内旅行であれば、運転免許証だけでもOKです。また、パスポート・国際免許・日本の免許の3点セットを持ち歩くのは荷物になるし面倒です。

3つ目は、安心して運転ができるようになるということ。
アメリカでは人によって対応が全く違うということは以前の記事でも述べてきました。パスポート・国際免許・日本の免許の3点セットを持っていても、対応する警官によっては知らないといわれて無免許扱いされるそうです。
その場合は、最悪裁判所に行って異議申し立ての必要が出てきてしまいます。

早めに免許を取るメリットは、様々なデメリットを減らせることに尽きます。

 

■申込必要書類

日本からの出向者が免許を取得するためには下記のものが必要になります。

  1. 申込書類(DL-14a.pdf)
  2. 米国への滞在を許可する書類
  3. 身分証明書
  4. SSN
  5.  30日以上TXに居住していることを示す書類を2つ
    • 住宅契約書
    • 住宅保険
    • 公共料金の支払い証明(電気、水道、ガス、ケーブルテレビ、固定電話など)
  6. 車両登録証
  7. 申込費用:25ドル

 

2、3については、パスポート、Visa、I-94の3点セットでOKなはずです。
2は、WEBに以下のように書かれています、Foreign passport with attached visa and Form I-94。
3については、2に加えてパスポートの入国スタンプを見られているようです。

5に関しては、住宅関係の書類を持っていくことをお勧めします。これに関しては、銀行のチェックやTX州の学生証でも良いようなのですが、実際に試していないのでよくわかりません。

6は、私が受付に行ったときには必要とされませんでした。妻の時も必要なかったので、申込では特に気にしなくてもいいのかもしれません。
おそらく、自分の車でドライビングテストを受けるときに用意しておけばいいのだと思います。

 

■申込受付手順

ここでも、SSN同様に待ち時間が非常に長いので、目を疲れさせない程度に暇つぶしができるものを用意しておくことをお勧めします。

  1. 最寄りのDPS(Department of Public Safety)へ行く
  2. 機械で受付を行い、待合場所で待機
  3. 呼ばれたら、窓口に向かい書類を提出
    1. 両手の指紋を取る(たしか親指でした)
    2. 免許に載せる写真を撮る
    3. 視力検査
    4. 申込費用の支払い(クレジット可)
    5. 支払いのサイン
    6. 支払いの領収証を受け取る(←非常に大事です)
  4. 別の場所でコンピュータによる学科試験を受験
  5. 帰る。

最寄りのDPSは、WEBサイトから検索できます。
<http://www.dps.texas.gov/DriverLicense/>

皆さん気になるのは、3と4だと思います。
また、簡単ですが参考情報(Tips)を載せておきます。

  • 写真の撮影は、眼鏡を外す必要があります。
  • 視力検査はあたかも両眼で見るような機械ですが、両目だと非常に見づらいです。機械の中に仕切りがあり、片目ずつ見るようになっています。片目を閉じて見る方がかなりよく見える仕組みです。
  • 支払いの時に記入するサインは、スキャンされて免許証に記載されます。事前に練習して綺麗に書きましょう。
  • もらった領収証は、ドライビングテストの時に支払い証明として必要です。自分の運転免許番号も記載されていますので、なくさないようにしましょう。免許が発行されたときはその番号が免許証に記載されます。
  • 学科試験の結果は後で自分では確認できません。しかも、合格したかどうかがよくわかりません。試験受験後に点数が表示されますので、写真に撮っておくといいと思います。ちなみに、30点中21点以上で合格です。
    • 合格しているかどうかは、受付の人などに尋ねればチェックしてもらえます。
  • 学科試験を受ける前に、25歳未満の人は講習を受ける必要があるらしいのでご注意ください。
  • TX州では、学科試験の受験について25ドルの支払いごとに3回のチャンスがあります。3回落ちたら、もう一度25ドルの申込費用支払いが必要です。
  • 学科試験の後は、係員の人は何も言いません。勝手に帰りましょう。

 

 

学科試験は抜け道もありますので、次回に紹介させていただきます。
なお、申込・学科試験とドライビングテストは別の日に行われます。学科試験を合格しないとドライビングテストの受験ができませんので、ご注意ください。

 

■申込トラブル事例

はい。皆さんお待ちかねのトラブル事例です。またかと思われるかもしれませんが、そんなもんです。

①Residencyの確認

SSNに引き続き、Residencyの確認が必要ということで申込の途中で追い返されました。この時は、写真を撮るところまでは済ませたのですが、視力検査と支払いは行いませんでした。
2週間後ぐらいにResidencyの確認書類が届くといわれましたが、実際は3週間後くらいになったと思います。それをもってDPSに行ったら、続きの手続きと学科試験を受ける形になりました。

 

②名前が違う

妻の申し込みの時ですが、パスポートなどを提出しているにもかかわらず名前のスペルが間違っていました。支払いを終えて領収書を受け取った後で気が付いたのですが、その場では修正ができませんでした。

最終的に、ドライビングテストを受け終えた後、免許証を正式に発効する前のタイミングで修正してもらうことができました。そのため、仮免許はスペルが違っていて、正式な免許では正しい名前という形になりました。

 

■まとめ

視力テストは両目だとあまりにも見にくくてびっくりしますし、学科試験の合否が分からないのもモヤモヤしました。
事前に知っていれば慌てず確認できると思いますので、皆さんも気を付けてください。

次回は、学科試験の勉強方法について紹介させていただきます。

 

Miya旦那

 

I94更新手続き – トラブル事例紹介 –

 

入国情報であるI-94は、入国審査でポチポチ入力されたら自動で更新されます。
VISAで入国している人は、この情報に基づいて滞在期間が設定されます。だいたいは、1日後には更新されているようですが、何か米国内の手続きに利用する場合、米国政府のサーバに届くまでは数日必要なようです。

 

観光ビザだと3か月、E2ビザだと2年(申告次第?)の滞在が許可されます。
私の所属している会社では、このI-94の情報を契約している弁護士事務所に連絡することで、滞在時にトラブルが発生しないようにしているようです。

 

■トラブル事例

はい。このI-94にもトラブルは発生します。私が遭遇したトラブルは、
『入国時のパスポートにはE2ビザで入国、滞在期限は2年後の日付が記入されているのに、WEBで確認したI-94では観光ビザで入国、滞在期限は3か月と記載されている』というもの。

基本的に、I-94はアメリカ国外から入国した際にしか更新されないのです。そのままだと3か月たったら不法滞在になります。絶望しました。
しかも入国したばかりでSSNの申請もこれからというところだったので、SSAオフィスでも『お前観光ビザじゃねーか。SSN作れねーよ。』と言われて追い返される始末。

 

内心では、
『あれ、3か月以内に海外出張の予定を作らないといけない?SSNも作れない?? (入国管理の)おっちゃん、フレンドリーにいい発音で「ハンダ(Honda)!」とか言っている場合じゃないだろ!仕事しろ!!』と思っていました。

 

■対応方法

会社の人事や、法律事務所の人に聞いてもわからないといわれたのでめっちゃ調べました。

方法①:入国管理局に直接赴いて、修正してもらう。

この方法は単純で、入国管理局がある空港や、大都市の入国管理事務所に行って交渉すれば修正してもらえるとのこと。
テキサスであればヒューストンン・ダラス・サンアントニオに行けば事務所があるらしいです。事前に電話して予約を取っておかないと、対応してもらえないこともあるらしいのでご注意ください。

入国管理局の所在地
<https://www.cbp.gov/document/guidance/deferred-inspection-sites>

私の居住地から最寄りはサンアントニオだったのですが、当時は英語にも、運転にも自信がなかったので二の足を踏んでしまいました。

 

方法②:入国管理局にEメールを送り、修正してもらう

最近は、入国管理局で問い合わせのためにメールアドレスが用意されていることがあります。システムの進歩は素晴らしいですね。

ヒューストンの入国管理事務局では、そのメールアドレスを利用して入国情報の不備を修正することができます。2015年1月からヒューストンの事務局でPilot Programが開始し、同年4月から米国内10か所程度で公式に情報不備の修正ができるようになったようです。

下記はI-94修正プログラムの紹介されているサイトです。
< https://www.huntonimmigrationlawblog.com/2015/04/articles/federal-agencies/cbp/cpb-now-offers-email-addresses-for-i94-correction-requests-at-some-deferred-inspection-sites/ >

修正に必要な情報は、

  1. A statement setting forth the issue and requesting that issue be resolved
    • 何を解決してほしいのか、どういう結果になってほしいか
  2. Passportの顔写真のページ
  3. VISAのページ
  4. Passportの入国スタンプのページ(最新のもの)
  5. 最新入国時の搭乗券、またはフライト情報
  6. 米国内住所および電話番号
  7. DHS 590フォーム(※)

DHS 590というのは、情報を他の事務局の人に公開してもいいか承認を取るための文書のようです。私が依頼したときは、(7)は送らないでも大丈夫でした。
メールの受付後、通常は1週間程度で情報が更新され、更新処理が完了したら通知のメールが届きます。通知のメールから30分後に新しいI-94情報が閲覧できるようになります。とはいえ、米国の事務処理期間は予測できません。私の場合、この件はメール送付の翌日には修正完了しました。

入国管理局が近くにある人は直接赴いた方が早いかもしれません。しかし、多少時間がかかるとはいえメールでも手続きができるというのは楽ですね。

 

■まとめ

ということで、SSNの記事に引き続きトラブル事例の紹介でした。会社の同僚も同じトラブルに見舞われたようなので、意外と珍しいことではないのかもしれません。
皆さんのトラブル解決の参考になれば、私の苦労が報われます。

 

 

Miya旦那

 

SSN取得 ~トラブルはアメリカの通過儀礼~

アメリカに赴任して、会社の人事からとにかく何度も催促されたのがSSN(Social Security Number)の取得です。
SSNは日本でいうところのマイナンバーのことで、税金の管理など様々なことに利用されます。

身近なところでいうと、

  • 運転免許証の取得
  • クレジットカードの作成

また、電気などの公共料金や、銀行口座とも紐づけされます。
かの有名なクレジットスコア(クレジットヒストリー)も、SSNの情報と紐づけされています。
これらは、信用社会のアメリカでコツコツと信頼を築くために重要です。

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