アメリカでも納豆は購入できます。が!入手のしやすさはかなり地域によりけり。
テキサス州のオースティンでは、冷凍されているものがアジアンショップで購入出来る程度。
価格も3個パックで$3程度〜が相場のようです。
お子さんが納豆大好きだと、アジア系スーパーマーケットへ行くたびに買い占める勢いで購入を余儀なくされている親御さんもいらっしゃるのだそう。。。
出費もたまらんですな。。。
アメリカ以外の海外の方も、日本在住の方もぜひお試しください。
このページでは使用する材料や道具について記載しています。
使用する道具
・ヨーグルトメーカー
・圧力鍋
・耐熱スプーン
・ガーゼ・ナプキン
【ヨーグルトメーカー】
(画像:米Amazonより)
日本に住んでいた頃は毎朝納豆を食べていたので、アメリカで手作り出来るように日本からヨーグルトメーカーを持参。
温度・時間設定に定評のあるヨーグルティアさん品番YM−1200です。
ちなみに同じYM−1200シリーズをAmazon日/米で比べると¥2000円くらいアメリカが高い。(2017年7月現在)
売っている機種はどちらも全く同じ日本対応のものなので、どちらの国で購入してもアメリカで使用するには電圧機が必要です。
【電圧機】
電圧機はVCT VT-500Jを使っています。
ヨーグルティアをお持ちでない場合は、オーブンを利用したり、保冷バックにお湯ボトルを使用したり、冷蔵庫の上部部分の熱を利用したりするそうですが、温度管理が難しく失敗もあるとか。
【圧力鍋】
(画像:米Amazonより)
圧力鍋はアメリカに来てから購入。
私が使っている型はT-fal P45007 Clipso 6.3-Quart
前々から欲しかったのですが日本では持っていなかったので、引越し荷物が増えないように米Amazonで購入しました。
ちなみに日本でもシェア率トップレベルを誇るT-falの圧力鍋は、最新のモデルは日本の方が安く、小さめタイプも日本の方が需要が多いのでアメリカより安く出回っています。
逆に型落ちの大きなサイズの圧力鍋はアメリカの方がお得に購入できるようです。
私はkPa150の圧で20分茹でています。
圧力鍋で蒸す方法も比較して試してみましたが、蒸すより茹でる方が柔らかくなりました。
蒸す方が大豆の味が若干濃いですが、大豆を出し入れする際に豆の形が崩れたりしたので、茹でる方法を取っています。
【耐熱スプーン】
ヨーグルティアには耐熱スプーンが付属していますが、納豆菌はヨーグルト菌よりずっと強く、ヨーグルト用の耐熱スプーンと使用用途を分けたほうが無難です。
私は普通のステンレス製のスプーンをしています。
容器は電子レンジでお湯を作り殺菌しますが、間違えて金属のスプーンも一緒に入れてチンしないように注意です。
なお、シリコン製のスプーンも熱には強いですが、電子レンジ不可のものが多い為注意が必要です。
スプーンの殺菌には、電子レンジで加熱殺菌した後に容器のお湯に浸して殺菌で大丈夫です。
【ガーゼ・ナプキン】
発酵する際に、蓋の間にかませて隙間を作り、余分な水分を吸わせる為に使用します。
綿素材などのガーゼが好ましいですが、紙ナプキンやキッチンペーパーを厚めにしたのでも代用できます。
結構な水分が出ますので、しっかり吸える厚みでないと出来上がり時に容器の底に水分が溜まってしまいますのでご注意を。
使用する材料
・納豆菌(たね菌)
・大豆
【納豆菌(たね菌)】
日本では納豆菌のパウダーなんかも売ってありますが、ここは簡単に市販の納豆から菌を取っちゃいます!
日系スーパーマーケットやアジアンマーケットに行けば手に入ります。
大きな日系スーパーマーケットでなければ、大抵冷凍されているものですが全く問題ないです♪
ちなみに、納豆を作るには1回(大豆250g程度)で納豆3〜5粒で十分な菌が取れますので、購入は最小限でOKです。
それでも現地での購入が難しい方は、日本からジップロックに入れて持ってくるのもありかも。
アメリカへの持ち込みは禁止ではありませんが、食品の持ち込み申請と品質は自己責任で。
【大豆 Soy beans】
乾燥した大豆を使用します。
アメリカだと、日系・アジア系スーパーマーケットに売ってありますのでご安心を。
ホールフーズやセントラルマーケットの量り売りコーナーではオーガニックのソイビーンズ organicSoy beansの取り扱いがあります。
汚れたりカビた部分は後で1つ1つ取り除くので、できるだけ綺麗なものを選んでください。
ちなみに遺伝子組換えが気になる方は「Non-GMO(非遺伝子組み換え)」を選んでください。
私はセントラルマーケットのオーガニックタイプのものを使用。$1.99/lb
ホールフーズのオーガニックも試してみましたが、セントラルマーケットのものの方が綺麗で整っている印象。(個人の感想です)
1回に作る量はお好みで構いませんが、ヨーグルティアをお使いの場合だいたい0.7lb(約320g)の乾燥大豆を使います。
製作時間
製作時間は約 2日。
一晩大豆を水で戻し、圧力鍋で茹でて、24時間発酵。
冷蔵庫で半日〜1日程度休ませたら出来上がり。
発酵の時間はたね菌の量や温度、冷蔵庫で寝かせるのはお好みで変わってきます。
基本さえ押さえてしまえばとっても簡単ですので、ぜひ試してみてください!!
作り方・レシピ記事− 「【レシピ】納豆 なっとう」
“アメリカで納豆を手作り(道具 材料)” への1件の返信