【書評】きみは赤ちゃん

題名:きみは赤ちゃん

著者:川上 未映子

出版社: 文藝春秋 (2014/7/9)

 

内容(「BOOK」データベースより)

35歳で初めての出産。それは試練の連続だった!つわり、マタニティーブルー、分娩の壮絶な苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立…出産という大事業で誰もが直面することを、芥川賞作家の観察眼で克明に描き、多くの共感と感動を呼んだ異色エッセイが待望の文庫化。号泣して、爆笑して、命の愛おしさを感じる一冊。

川上 未映子さんの本を読むのはこの本が初めてなのですが、以前「君の名は。」の著者/監督の新海誠さんと対談されているのを見て気になってた方です。

たまたまムービングセールでこの本に出会い読んでみました。

とても面白そうな本を書かれているな、と思ってはいましたが実際に読んでみて、ここまで複雑な気持ちの変化が文章で表せるものかと感服しました。

私はまだ出産経験がありませんが見事に体験したこともないのに察せれるような幸福感や不安感・苛立ちの表現にその都度ウンウン、、と頷きながら読んでしまいます。

おそらく世のお母さま方はそれぞれ様々な状況で、いろいろな悩みを持っていらっしゃると思いますが、そんな方々も全員ウンウン、、、と頷けて読める1冊だと思いました。

けれど、本の内容は当たり障りのない曖昧なことではなく、著者である川上 未映子さんが実際に経験された、川上 未映子さんが考えていたことや、感じた気持ちなどが事細かに記録のように詳細に描かれています。

出産したことのある方はもちろんのこと、私みたいに出産を控えている女性、そしてパートナーである男性にも読んでいただきたい1冊です。

 

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