題名:素晴らしい国・日本に告ぐ!
著者:テキサス親父 , ケント・ギルバート
出版社:青林堂 (2015/5/22)
書評というより個人の感想ですので、どうぞ悪しからず
この本は対談式になっているのですが、ケント・ギルバードさんテキサス親父(『親父』は親しみを込めて敬称とさせていただきます)の鋭い切り口がとても面白く読めました。
対談の内容は、割と一般的にも知られている内容がほとんどで、
あぁ、これってココが問題なんだよ。あの時〇〇はこういう対応をすべきだったんだ。
などと自分も対談に参加しているようなつもりになって読みました。
でもさすがこのお二人。
それぞれ違う切り口で物事を見ておられます。
従軍慰安婦捏造報道に慰安婦像の設置、竹島や日本海問題等々。
韓国の日本に対する横暴について、どんなおかしなことをされていて、それがどんな影響をもたらすのか。
『ちゃんと』でなくても正しく知っている日本人は少ないと思います。
リベラルやポリティカル・コレクトネスに毒され、被害者こそが正義のようになってきている日本がとても嘆かわしく思います。
日本人はいつから自国の国旗を無下にするようになったのでしょう?
いつから国家を歌うのを恥じるようになったのでしょう?
移民族国家のアメリカの方が愛国心に溢れています。
車で道を走らせればあちこちに巨大な星条旗が掲げられ、
カーレースや野球・水泳の試合前には必ず国家が流れ、音楽が聞こえると全員起立して胸に手を当てて歌います。
日本人が国旗・国歌を冒涜するとは馬鹿げていませんか?
団体行動で正体不明のものにまで知らぬ内に操られているのではないでしょうか?
そうしている原因・そうなっている原因を一人ひとりなんとなくではなく、自分で考える力をつけなければならないと思いました。
愛国心を持って何が悪いのでしょう?
「愛国心」を「右翼思想」と勘違いさせられていることに気づくべきです。
日本人が持っている規律心や思いやりの心は、世界稀に見る素晴らしいものです。
しっかりと自国の良いところ、変えていかなければならない部分を知ることが大事だと思いました。