もはやネット購入で自宅に届くのは当たり前。
レアなビンテージ物をe-bayやメルカリで買ったり、日用品をAmazonで注文したり、食料品もネットで注文してスーパーから届けてもらえるシステムが整っています。
多い時は1日に4・5箱届く家庭も珍しくないのではないでしょうか?
そんな中起きたオースティン続爆弾事件。
事件は最初の事件から約20日間で犯人自殺という形で幕を閉じました。
最初の3件は住宅の外に置かれたパーケージが爆発するというもので、
小包をピックアップした住人が爆破の被害に遭うという恐ろしいものでした。
全部で亡くなったのは17歳少年を含む2人。負傷者は4 人。
何が恐ろしいかというと何処のご家庭も当たり前の様にパッケージが家の前におかれ、それを回収して開けるのが一般的で当たり前な宅配方法だからです。
ゲートのあるアパートメントでも、宅配ボックスがあったり、リーシングオフィスが預かってくれたりしますが、オフィスの営業時間外や受け取りサインが必要だけど不在の時は、部屋の玄関前に置かれて行きます。
クレジットカードの入った封筒だって、まさかの玄関前です。
飛んでいかない様に玄関マットに挟まれているだけマシかと思う今日この頃。
戸建住宅はもちろん全て玄関前に置かれます。
それを生まれてずっと当たり前な方々が被害に遭われるのはどれだけ衝撃的な事でしょう。
で、当然のごとく玄関前に届くAmazonさん。
行政からも、不審なパッケージを見かけたら、決して近づかないこと。
どんなに些細なことでもすぐに警察を呼んでください。
と通達が来ていますが、Amazonのパッケージだからって安心できない。
確かちょっと前に頼んだヤツだと思うんだけど、、きっと大丈夫だよね!で、血みどろ火傷は馬鹿馬鹿しいだけだ。っと触る前にデリバード状況を確認。
おぉ!!
確かに目の前のコレだ!!
さすがAmazonさま。素晴らしすぎる。
結局犯人は4件目のワイヤートラップ爆発事件の後、潜伏中のホテルからカーチェイスののち自ら爆発物を起爆させて自殺。
1〜3件目のパッケージ爆発物は被害者が黒人とヒスパニックに偏っていたためヘイトクライム(憎悪犯罪)と疑われていたのを、4件目ワイヤートラップに変更して通り掛かった無差別犯で白人男性2人が負傷。
全く共通点が変わってしまったことや、犯行の動機や目的、単独犯との確定もされぬまま事件は強制終了。
また犯人をマークはしていたが第一容疑者と確定されたのは死亡する36時間前。
24時間以前の犯人の行動が不明なため、それ以前にトラップを仕掛けた場合はまだ残っているかもしれないから引き続き注意を払うように。
とのこと。周囲では不安が残ります。
現地のオースティンでは学校の開始時間繰り下げ・スクールバス休止・道路封鎖や、アンバーアラートによる外出規制が設けられ、世界的な IT / 音楽 / フィルム のイベント「SXSW」や ゴルフの世界選手権シリーズ「デル・マッチプレー」が行われる中、非常時に緊迫した状態でした。
本来とても穏やかなオースティンの街なので、早く穏やかな気持ちに戻れることを願っています。