クロスステッチを始めるにあたり、最初は簡単な縫い方なども描いてあるオールインワンな代物キットから始めるのがオススメですが、
キットから卒業して次のステージに進むにあたり以下の疑問を持ち始めると思います。
材料や揃えに疑問に思ったことなど、スターターに必要だと思う知識をまとめてみました。
参考にしていただければと思います。
今回は布について
キットから卒業クロスステッチを始めてすぐ必要になるのが布ですね。
私の買ったパターン(図案)には
Aida 14ct.
Design Area(デザイン領域)7.86″×3.14″(110×44stitches)
とあります。
Aida(アイーダ)というクロスステッチに超適してた生地を使用します。
中級者くらいまではほぼこのアイーダにお世話になることでしょう。
14ct.はマスの大きさを表す単位で、1in(1インチ=2.54cm)あたりに幾つマスが入っているかを表しています。
ct.の数が多いほど、マスの大きさが小さいってことですね。
ある程度の大きさにカットしてあるものはクロスステッチコーナーで壁に掛かって売ってある場合が多いです。
超巨大な手芸店に行くとロールで計り売りもあるかもしれませんが、初中級者には不必要ですねっ
Aida 14ct.
Design Area(デザイン領域)7.86″×3.14″(110×44stitches)
と書いてありましたので、
Aida 14ct. を使用した場合、デザイン領域は7.86″×3.14″=19.96cm×7.98cm
余白なども考えて、最低25cm×13cmは必要ということになります。
それ以上の大きさの生地を購入するようにしてください。
あと、完成後にフレームに入れるかなども考慮して、どのサイズのフレームを使うか。
なども考慮して布の大きさを決めてから購入・制作を始めるといいと思います。
110×44stitches は使用する領域をマス数で表したもので、指定されているct.以外の生地を使用する場合はinで計算する必要があります。
stitches数÷ct.数=デザイン領域in
(cm単位 : stitches数÷ct.数=デザイン領域in×2.54=デザイン領域cm)
つまりこのようになります。
14ct.を使用する場合
110stitches÷14ct.=7.86in(19.96cm) / 44stitches÷14ct.=3.14in(7.98cm)
18ct.を使用する場合
110stitches÷18ct.=6.11in(15.52cm) / 44stitches÷18ct.=2.44in(6.12cm)
生地の色はある程度指定もある場合がありますが、基本好きな色でOKです。
私は今回ナチュラルの色をチョイス。
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