お葬式に帰国出来ない場合の海外からの対応

先日、祖父の訃報が入りましたが泣く泣く帰国を断念。
出席を諦めた詳しい理由はこちら ー記事「駐在中に祖父とのお別れ

 

お葬式に日本に帰国出来ない場合の海外からの対応をまとめました。

1.帰国・出席
2.御香典
3.御花
4.弔電
5.配偶者親戚への連絡
6.わかり次第 身内から伝えてもらう項目

 

1.帰国・出席

まず最初にこれを決めて実家の家族に伝えなければなりません。

帰国出来ない場合はきちんと理由もしっかり伝えるようにします。
しっかりした理由がないと両親や兄弟が肩身が狭くなってしまいます。

帰国して出席する場合は、滞在場所や期間、礼服の準備や斎場までの移動方法なども検討して伝えます。

 

2.御香典

一番手っ取り早いのが、実家の家族に代理で頼むことが一番です。

参列できない場合は 現金書留で郵送という手もありますが 、 お香典は基本的に御霊前なので49日以内 。まず国内に居ないので現金書留とか余計困難。
受け取られる方も、お葬式で他の方と同時のほうが整理される際など楽でしょうし。

私には姉がいるので、私の家族分を代理で出しておいてもらうように頼みました。
いくらにするかなども姉家族と金額を揃えるようにお願いしました。

 

3.御花

これもおそらく “孫一同” などで御花や果物等準備すると思われるので、一緒に合わせるように事前に姉に委託。
お金のことだからとその都度確認を貰うのは、慌ただしい中で申し訳ないですよね。

 

4.弔電

故人への想いと行けない事への残念さを表すのに素晴らしいツールです。
便利な時代で、アメリカからだってインターネットから発注できます。
電報は結婚式に出席出来ない時などに祝電でも何度もお世話になっています。

「VERY CARD」 https://www.verycard.net/
100%佐川急便子会社電報会社で、全体的に低価格なので台紙のグレードを上げたりして利用しています。
今回、代理でお線香をあげて欲しかったので、追加オプションでお線香付きに。
上等な電報にお線香まで送ってくれてありがとう!!と、とても喜んで貰えました。

念のために、発注したことを実家にも事前に連絡を。

 

5.配偶者親戚への連絡

あぶないあぶない、 母や夫の顔をつぶしてしまうところでした。
私から強要は出来ませんが、夫の御両親も参列いただけるよう早目の連絡を。

 ・故人名(関係性)
 ・お通夜・お葬式・火葬の日程・場所
 ・喪主
 ・宗教
 ・死因等

 

6.わかり次第 身内から伝えてもらう項目

信頼できるちょっと手の空きそうな人に、下記の事がわかり次第連絡を貰えるように頼んでおくとスムーズです。

・故人名 (万が一間違えていたら大変なので、漢字も含めて再確認)
・死因
・お通夜・お葬式の日程
・斎場名・住所
・喪主名
・宗教

 

 

今回、夕方亡くなり、翌日お通夜、翌々日の午前中にお葬式で、お昼には火葬でしたので、丸2日間で一通り終えた事になります。
現場は急を要してかなり慌ただしいと思いますが、遠くで対応するにも実際はなかなか冷静に判断出来ないものだと思いました。
きちんと気持ちを表して対応するためにも、いざという時お役に立てれば幸いです。

駐在中に祖父とのお別れ

夫の転勤がきまり、アメリカに駐在すると決めた時から、親族のお葬式など急な事への対応などある程度考えてはいたのですが、、、。

もし親戚に何かあった場合、不謹慎と思われるかもしれないけれど事前に考えておかなくちゃいけない事ですよね。
例えば おじさんおばさんであまり接点が少ない人など、ここまでのラインの方はお葬式への出席はごめんなさい。とか、この人だと絶対すぐに帰国する!!などなど。

その、絶対すぐに帰国する !!って思っていた祖父の訃報が入ってきました。

怪我でしばらく入院していることは知らされていたのだけれども、あまりにも急な展開に周囲も驚きを隠せず。

で、当然帰国するものと思っていたのだけれど、ちょっとまて。
問題がいくつかある。

1. 費用
2. 所要時間
3. 妊娠中

 

1.費用

これは、なんとかなるでしょう。
私の祖父は夫からしても二親等になるし、会社がフライト費用を負担してくれなくてもアメリカの航空会社は専用のディスカウントされる料金設定を用意している。と聞いたこともある。
 ※後から調べたら、夫の会社では二等親でも祖父母は対象になっていないらしい。
  え?帰国の為のフライト代はともかくとして、休みも有休を使えというこのなのかしら?
  申請を拒否する上司はいないと思うけど、、、
  日本勤務で地元出身の人とか祖父母のお葬式くらい無条件に出たいよね?

 

2.所要時間

ヨーロッパやNYでも13時間くらいあれば飛べると思われているのですが、あくまでフライト時間ですからね。

テキサス州オースティンの空港からだと日本に飛ぶには必ずアメリカの国内便で乗り継がないといけない。
日本への直行便があるヒューストンまで移動するとしても車で3時間くらいはみておきたい。
それから成田か羽田に着いても、地元である九州へ日本の国内便で乗り継ぎ。
そこから斎場まで車で更に1時間以上。
フライトが確定して出発となっても、ドアtoドア で28時間以上は必須。

しかも、便数もかなり限られているので、時間帯によっては一番早いフライトを取れてもお葬式まで間に合わない可能性が。。
で、計算したら間に合いませんでした。。。

 

3.妊娠中

私本人は帰国してお葬式に出席する気満々だったんですけど、、、
全力で止められてしまいました。。

私が一番気にしていたのは、まずフライト可能か。
妊婦は34週以降は医師の診断書が必要なのですが、逆に言えば33週までは大丈夫。
私は32週目だったので、一応オッケー。。。。として、アメリカへ戻るのも1週間くらいで戻ってくればギリOK?
超屁理屈ですね。
お腹もだいぶ大きいので、アメリカに戻ってくる際に入国拒否されるかが心配だったのですが、、、
いや、それ以前によ?って話ですよね。

最近、俗にいう後期ツワリ真っただ中で、動悸息切れ吐き気などなど。
午前中の1日30分のお散歩をしたら、午後は間横になって過ごす始末。
多分アメリカ国内移動でギブって寝込んでしまうこと必然。
どうにか斎場まで運び連れてってもらったとしても、親族席で座っておける自信が全くありません。

 

そんなこんなで、泣く泣くお葬式への出席を諦めたのですが、落ち着かない。。。

仕方がないので、あまり必要な物がないのにグロサリーストアに行ってお買い物してみたり、セルフ洗車場で無心に車を洗ってみたり。
マックのポテトを買って1人むしゃむしゃ食べてみたり。
帰宅した夫に、体力限られているのになぜマシン洗車機を使わなかったのかと叱られたけれど、何か落ち着かないんですもの。

日本に帰国出来ないので、最低限の事だけはしなくちゃ。と、アメリカから出来る対応をまとめました。
次回のブログにて。