UTのESLの学力テスト受けてみた。 – UT学生記(2)

 

さて、なんやかんやUT ESLに入学することに。

 

■入学準備

VISAの確認や、保険関係の確認(必須だけど、別途は入っていたので問題なし)
書類やらなにやらは主人がスキャンしてe-mailで送ってくれて終了!!

入学手続きやテスト、面接の為の登校日が記載してある案内がe-mailで届いたので、いざ!!
通常は2日指定された日に行くことになりますが、私は事前にどうしても行けない日を伝えていたので、1日に集約してもらいました。

ほとんど主人に手助けしてもらったので、手続きに関する詳細はまた別記事にて

 

■クラス分けテスト

まずはクラス分けのために学力テストがあるらしいです
名前をチェックしてもらい自分のIDとPWの書いてあるシートを受け取って1Fの奥にあるコンピュータールームに向かいます。
その日集まったのは30人程度だったと思うのですが、それぞれの1人1台PCでテストをするとのこと。
ハイテクです。
先ほどもらったIDとPWでテスト画面ログイン。

テストは全部で4種類
ライティング20分くらい? 筆記作文
リーディング35分 35問
グラマー40分 75問
リスニング25分 50問

悲しいことに、1クラスをとる人でもテストは全部受けなければなりません

まずはライティングでペーパーが配られ、英語を勉強して何をしたいのかなど志望動機を書くように言われました。多分。
うまく聞き取れないので、そんな風に勝手に解釈しました。
確か20分程度だっと思います。たしか。

あとはリーディング・グラマー・リスニングと順番に受けていきます。
ヘッドホンをつけて、質問されていることに選択で答えたり、穴埋め問題だったりで限られた時間内に解いていきます。
早く終わったらどんどん次の科目のテストへと移っていき、きりがいいところでトイレ休憩なども挟んでよかったようです。

何とか後半開き直りながらもテストを終え、予想通りの酷い結果に。
1クラスだけの受講で申し込んだのに、あんな沢山テストを受けなければならないなんて思っていなかったので疲れ果てました。。。

 

■まとめ

次回は面接や事務手続きなどなどを書きます♪

UTのESLに申し込んでみた。 – UT学生記(1)

英語が全く出来ない私はテキサス大学English as a Second Languageスクール、通称UT ESLに入学することにしてみました。

そもそも、ESLってなに?から始まったんですが、英語が母国語じゃない人向けの英語を勉強するところらしいです。
第二言語とやら。

 

■発端

薄々は気づいてたんですが、、、ある日じっくり考えてみたんです。
私は度胸はあるほうけれど、英語は全く分からない
買い物だって、意外と色々な事言われたり聞かれたり、聞かなくちゃいけなかったり、
会員カード登録やらクーポンの利用条件やら、初めての食材や商品だって使用方法が全くわからないんですもの。
出来ないにも程ってもんがあるだろ。って自分で思うけれど度胸だけじゃどうにも出来ない
それがだんだん拒否反応を起こし始め、
無意識に英文は見ない。英語で話しかけられても聞こえなくなってたんです。

それで思い切ってESLに行くことに決めたのですが、
噂によれば教会やコミュニティーカレッジ等色々なところで無償や格安で開催されているそうなんですが、
調べてみようにも、なにせ英語読めない書けない話せないので、ホームページ・メール・電話 一切無理!!

UTって大きな大学みたいだし、まぁ間違いないだろう。で標的を1点に絞り何とか入学手続きしてもらいました。
旦那さま ありがとう。

 

■UT ESLのプログラム

UTのESLは2種類のプログラムがあります。
・一般英語プログラム (ELP)
・大学進学準備プログラム (AEP)

私の場合は一般英語プログラムですね。

コースは4種類
・リスニング・スピーキング
・ライティング
・読解・ディスカッション
・文法・イディオム

これらを4つ受けるなら、なんと学生VISAが発行できます!!
知り合いのかたは、娘さんと一緒にアメリカで暮らす為に4コース受けて学生VISAを取得していたりで、
ほとんどの人が4コースの学生VISAです。
私は別にVISAを持っていて必要無いので1コースでもOK!
なので、「私は1コースだけだよ」って話すと、必ずと言っていいほど「Why???」って返事が戻ってきます。

ちなみに費用は1セメスタ15週で 1コース$1250 4コース$4995
4コースまとめてだと$5安いwww

レベルは1~7までで、上級まで行くと更に細かく分かれているようです。

 

■まとめ

ちょーったっけ!!
でも1授業に割ると、、、あ、こんなもんか。と日本の英会話教室の価格と比較してまぁ納得。
集中して出来るし、環境は完璧だし、日本でダラダラ行くよりもいいよね。。
なんて自分に言い聞かせながら、苦手だらけの英語漬けの世界へGO!

次回は入学のクラス分けテストとかについて書いていきます。

 

SSN取得 ~トラブルはアメリカの通過儀礼~

アメリカに赴任して、会社の人事からとにかく何度も催促されたのがSSN(Social Security Number)の取得です。
SSNは日本でいうところのマイナンバーのことで、税金の管理など様々なことに利用されます。

身近なところでいうと、

  • 運転免許証の取得
  • クレジットカードの作成

また、電気などの公共料金や、銀行口座とも紐づけされます。
かの有名なクレジットスコア(クレジットヒストリー)も、SSNの情報と紐づけされています。
これらは、信用社会のアメリカでコツコツと信頼を築くために重要です。

“SSN取得 ~トラブルはアメリカの通過儀礼~” の続きを読む

日本との通話 – アメリカの携帯電話事情⑤

アメリカで本格的に生活されている方はともかく、私たちのように仕事の都合で期間限定で来ている人にとっては日本の友人や親族との電話は重要です。
日本と電話で連絡を取る方法についてまとめてみました。

 

■電話回線

【アメリカの携帯電話事情①】でも記載しましたが携帯電話で日本に電話する場合、多くの場合は追加で課金されるか、月額料金が必要になります。
特に、日本の携帯電話にかける場合は固定料金のプランを見かけたことはありません。

AT&TやT-mobileのプランを用いて固定電話対象で通話を行うのが基本になるかと思います。
知っている範囲では、H2OというMVNOキャリアが、日本の固定電話に無料でかけれるプランを用意しています。
しかし、最近の若い人で日本で固定電話を使っている人は少なくなってきており、現実にそぐわないというのが正直なところです。

 

■通話アプリ

言わずもがな、LINE、Skype、Facebookなど無料で通話できるアプリはたくさんあります。
通話とテキストに特化したアプリとしてはViberというアプリもありますが、前述の3アプリのほうがユーザ数を考えるとメインになるでしょう。若い人であれば、LINEかFacebookがあればほぼ対応できると思いますので、主要な通信手段になることは間違いないです。
また、Viberは楽天が買収したとのことなので、日本向けのサービスが強化されることが期待できますね。

 

■IP電話

いわゆる、050の番号を取得する方法です。以前は固定電話でよく使われていましたが、携帯電話料金を安くするのにも使えます。
LINEやSkypeもこのサービスを持っていますが、今回お勧めするのはLaLa Callです。

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◎LaLa Call

運営:K-Opticom
基本料金:108円(税込)・・・ただし、100円分の無料通話が付与される

固定電話通話料:3分8円
携帯電話通話料:1分18円
国際電話(米国):1分6円

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米国以外は、国際通話は1分数十円単位になりますが、アメリカと日本で使う分には十分すぎる料金体系です。
ちなみに、海外でLaLa Callを使って、日本にかける場合には日本国内と同じ料金が適用されます。つまり固定電話なら3分8円です。

私のようにアメリカに出向している人にとっては、日本→アメリカ、アメリカ→日本のどちらも安く通話できるのが非常に重要です。
上司はアメリカにいますし、日本に出張することもありますので。

 

◎利用手順

①K-Opticomでアカウントを作成
②スマホアプリをダウンロードして、作成したアカウントでログイン
③日本国内で有効な電話番号を入力 →認証用の数字が表示される
④入力した電話番号にコールバックがあるので、認証用の数字を入力
⑤認証されたら、いくつかの電話番号の選択肢から好みの電話番号を選択

基本的には以上の手順です。
申し込みには、K-Opticomでユーザ登録を行う必要がありますが、格安SIMのMineoか、eo光を契約している人はそのままアカウントが使えるはずです。

また、電話番号取得のために日本国内で有効な電話番号が必要になりますので、ご注意ください。日本の友人にお願いしても大丈夫ですし、海外に滞在中でも日本の番号を入れればそれにかかってきます。
ちなみに、LaLa Callで取得した番号では、新しくLaLa Callの認証をすることはできませんでした。

 

■まとめ

個人的には、米国では特別多く電話をする人以外は国際通話のプランをつける必要はないと思っています。
通話アプリとIP電話の併用でほぼカバーできるはずです。

 

by Miya旦那

日本からアメリカへ持ってきた電化製品

私がアメリカに引越してきたときに持ってきた家電製品アメリカでの入手しやすさで3段階評価してみました。

そして本当に必要だったか、不要だったかを評価してみました。

ちなみに、以下の物の中で海外転勤が決まってから買い足したものはヨーグルティアで、その他は既に所持していたものです。
・海外赴任期間は2年間(予定)
・夫婦2人暮らし
・双方実家は県外

【アメリカでの入手しやすさ】

アメリカで手に入らないもの 手に入るけど高い物 簡単に手に入るもの
炊飯器  〇
ハンドミキサー
ヨーグルティア  〇
アイロン
ドライヤー
ドライヤー トラベル用
デスクトップパソコン
ノートパソコン
kindle(電子書籍)
タブレット

 

まぁ! なんということでしょう!!
あれだけ考えて悩んで厳選したにも関わらずアメリカで手に入らない家電製品はありませんでした!!

これって、そんなに考えなくても何とでもなる。って事ですね。

え?でも状況とか違うし本当に持っていかなくてもいいの??
ってかたに、1つ1つ選別した理由や輸送方法感想などを書き出してみました。

 

【炊飯器】
圧力&スチームIH炊飯器5.5合炊き

炊飯器は割と頻繁に使うだろうと思い航空便で送りました。
送らずにアメリカで買うことも検討しましたが、圧力機能付きはかなり割高で、普通の象印マイコン炊飯器で$200超え、日本の倍くらいの価格です。

週に3回程度まとめて炊飯して、小分け冷凍して使っています
・週5回主人のお弁当 1回270g
・週5回程度2人の夕食 1回450g

ご家族連れや高機能付き炊飯器がいい方は持ってくることをお勧めします。
単身や高機能付きでなくてもいい方、アジア人が多く住む地域に越される方は様子をみて現地で入手されてもいいと思います。

変圧器なしで使っていますが、お水の量は若干多めにしています。

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【ハンドミキサー】
日本ではよくケーキやお菓子を作っていて、比較的新しい物を持っていたので船便で送りました。
アメリカに越してきて6か月経ちましたが、使ったのは1回くらい。
スーパーマーケットに行けば安いのが$15くらいで売ってあります
もちろん重要度は使用頻度によると思いますが、折角アメリカに住んでいるならアメリカのものをという考えでいる私はあまりケーキを作る機会がありません。
あと、良くも悪くもアメリカには甘い高カロリーな食べ物で溢れているので、わざわざデザートを増やす行為はしたくない。といった理由です。
市販のデザートは本当に甘くて、とてもカラフルなものばかりなので、小さいお子さんがいらしたり、素材に気を付けたい方などは手作りされるといいと思います。

ただ、日本よりも容易に手に入る環境です。
捨ててアメリカで買い直すなら船便でなら送っても良いかな?と思いますが、貰ってくれる人がいればあげてきちゃってもいいのではないかと思います。

 

【ヨーグルティア】
ヨーグルトメーカーでなく、あえて製品名の“ヨーグルティア”でレビューしてみます。
アメリカではヨーグルトはほとんどが甘いイメージだったのと、主人が毎朝納豆を食べていたので、ヨーグルティアを買って持ってきました。
ヨーグルトメーカー自体は1食分づつ小分けにてから発酵させるものなど、いろいろな形状のものが売っていて、さすがにスーパーマーケットで売っているところでは少ないですが、電化製品店やキッチン用品店、Amazonなどで簡単に手に入ります。
わざわざ日本メーカーのヨーグルティアを選んで持ってきたのは、低温設定が可能なので、カスピ海ヨーグルト納豆など、幅広く対応している点です。
もちろん、ヨーグルティアもアメリカのAmazonなどで手に入りますが若干高め
新たに購入される方は、梱包や送料も配慮すると大きな差はありませんので、アメリカで購入されても良いと思います。
ただし、細かな温度管理が必要ですので、変圧器はアメリカに来てから、ヨーグルティア用に購入しました。
アメリカのAmazonで売ってあるヨーグルティアも日本向けの100w用でしたので、どちらにしろ変圧器が必要です。

関連記事
-「【レシピ】納豆 なっとう
-「アメリカで納豆を手作り(道具 材料)


【アイロン】
購入して1年未満のスチームアイロンを持っていたので、船便で持ってきました。
ただし、洗濯はほとんど乾燥機にかけてしまいますし、日本にいたころよりも自然と使用頻度は減ってきます。
悲しいことにハンカチなども持ち歩いているのは日本人くらいです。
とは言っても、意外にも?アメリカはシャツはパリッとアイロン文化です。
ホテルの客室には必ずと言っていいほどアイロンとアイロン台が完備されています。
シャツや綿のブラウスなど、さっと使いたい時が困りますので、何かしら1つあると安心だと思います。
アメリカに来て安いものを1つ購入でいいと思いますが、現在使っているものを手放すのが忍びない方は船便で持ってこられるといいでしょう。

売ってあるものは大きめのアイロンが多く、日本でいうところのティファール系の形状の物が多いです。

私は無印のアイロン台(¥8,000くらい)のを思い切って買ったばっかりで、船便に入れて持ってきましたが、アメリカにはスーパーマーケットで$15くらいで売ってあります。
むしろ、シートタイプでも良かったんじゃないかと思っています。
ダンボールサイズより大きいアイロン台は容赦なく思い切って人にあげてきましょう!

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【ドライヤー】
ナノイオン スキンケア機能付き

私はマイナスイオン機能付きは譲れず、購入して1年未満のがあったので迷わず持ってきました。
ただし、トラベル用を手荷物で持ってきたので船便に入れました。
アメリカに来て他の商品との比較はしておらず、価格や機能的にはわかっていませんが、電圧の関係か使っていて高温になりやすいです。
なので、通常より1段階弱い温度での設定にして使っています。

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【ドライヤー トラベル用】
海外対応トラベル用マイナスイオンミニドライヤー

持っていたので、アメリカ国内での旅行もするよねー?って持ってきた感じです。
一応旅行先には、しょぼいのであれば各ホテルありました。
無くても困りませんが、マイナスイオン機能などをお持ちでしたら、船便に入れておかれると旅行先のストレスは減ります。
amazonなどでも簡単に手に入るので、これも無くても困りませんが、持っているなら船便で、もしくはアメリカへ移動の際にホテルに滞在されるのであれば手荷物の預け入れ(スーツケース)で持ってきてもいいでしょう。

 

【シェーバー 電気髭剃り】
手荷物 預け入れ(スーツケース)にて持ってきました
主人談より:
使い慣れてるのもあって持ってきてよかったと思う。
ただし、現地でも十分容易に手に入るとは思う。
他のと比較はしていないからわからないが、日本メーカーにこだわらなければ価格もそんなに高くないと思う。
持っているならそのまま使い続けれるので持ってきた方がいいと思う

 

【パソコン デスクトップ】
船便でディスクトップ2台、モニター2台を持ってきました。
そのままのPC環境が使えるのは大きいです。
1から設定だと快適に使い始めるまでにそれなりの時間も必要になるので、最初は使い慣れたものをお勧めします。
ちなみに1台はリビングに置いてスマートTVにつないで、もう1台は主人の書斎で仕事用に使っています。
モニターは1台余っている状態なので、モニターの数は検討されていいと思います。
あと、キーボードもアメリカと日本は配列が違うらしいので、日本のものを持ってきました。

 

【パソコン ノート】
主人には会社から仕事用のノートPCの支給があったらしく1台浮いた形になりましたが、現在私がブログ用に使っています。
部屋にいる時はリビングのPCを使っていますが、よくスターバックスや学校のカフェテリアなどでのんびり書いています。
Amazonのkindle-fireを買ってもらいましたが、やはりキーボードの方が断然扱いやすいので助かっています。

現在お持ちでなかったら、アメリカに来て必要であれば購入を検討される形で十分だと思います。

 

【Kindle 電子書籍リーダー】
kindle paperwhite
主人とそれぞれ1台づつ計2台、愛用していたものをそのまま手荷物 機内持ち込みにて持ってきました。
まだ読んでいない本もたくさん持っていたので、単行本などの荷物になりそうな本(紙媒体)は事前に電子化(自炊)してきました。
、、、が、結局自炊したものは読みづらかったので未だに読み終えていませんが。

Amazon Japan の電子書籍(データ)は日本国内向けとされています。
なので、海外から5冊程度購入したら自動的にロックが掛かって海外ネットワークから購入できなくなってしまいます。
ロック解除のためは、ロックされている同じAmazon IDを使って日本国内のネットワークから購入する必要があります。
少し工夫が要りますね。。

現在はkindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)のサービスが日本でも始まり、こちらは今のところロックが掛かることはないようです。
月額¥980(2016/12/06時点)で書籍データを最大10冊分まで同時に手元に置くことができ、読み終わったら利用を解除すると新たに次のものが読める。といった電子レンタルの様なものです。
ただこれも少し注意が必要で、1冊kindle価格¥1,000くらいのものがシリーズでUnlimited(読み放題)だったので読み始めたのですが、6巻目くらいを読んでいるときに突然そのシリーズがUnlimitedの対象から外れてしまうという悲しい事態になってしまいました。
楽しみに読み続けていたのに、続きを読むには購入しなくてはなりません。
サービス開始からユーザーから問題視されていますが、読書好きとしてはUnlimitedのサービス継続を願っているので難しいところです。

kindle本体としては各種米Amazonでも買う事ができます。
しかも、プライムdayやBlack frydayなど、日本より割引が大きかったりします。
必要なタイミングで購入で問題ないと思います。

 

 

【まとめ】
とても重要な取捨選択と思いがちですが、先進大国アメリカです。
地方の田舎町でも、日本人が少ない地域でも、大抵Amazonさんが解決してくれます。
実際は何も持って来なくてもどうとにでもなりますのでご安心を

我が家では、変圧器はヨーグルティアだけに使用していますが、特にトラブルはありません。
日本向けの家電は、熱を発するものは少し熱めになり、回転するものは少し高速になります。
ただし、推薦されている使い方ではないので自己責任で。

 

 

無料運用できる携帯電話 – アメリカの携帯電話事情④

アメリカはIT先進国ということでいろいろなサービスが行われています。
今回紹介させていただくのは、
FreedomPopという会社のサービスです。

■会社概要

2011年にカリフォルニアでスタートした携帯電話サービスで、3世代くらい前の携帯を中心に格安で販売しているキャリアです。
主に
Sprintの回線を利用しているMVNOといっていいでしょう。

■サービス概要

な、な、な、なんと、FreedomPopからスマートフォンやモバイルWifiルータの端末を購入すると、維持費用無料で『国内通話200分・ショートメッセージ500回・データ通信500MB』が利用できます(Nationwideと書いてあります)。
使えるデータ通信は無料の場合は
4G限定、お金を支払えば3GLTEも使えます(3.99ドル~)。制限を超えた分については、追加料金で利用することができ、4大キャリアで契約するよりも割安に利用できます。

ほとんどはSprint回線向け端末ですが、グローバル向けにAT&TT-mobileと同じ方式(GSM方式)を利用できる端末もいくつかあるようです。
その場合は、無料データ通信が3G通信
200MBに制限されるのがネックです。
しかし、UKを初め世界
26か国で無料でデータローミングができるらしく、本当だとしたら一台持っておきたいところです。ちなみに、26か国に日本は入っていません。(201612月現在)

■端末価格

端末はRefurbish品を多く扱っており、そのおかげか費用対性能がかなりいい印象です。

一例ですが、私の場合10月にHTC Desire 51029.99ドル、先月Netgear Zing19.99ドルで購入できました。いずれも、2012年、2013年ごろのモデルでもともと200ドルくらいする端末です。
古い端末ですが通常利用としては特に困らない性能はあります。
ZingについてはWifiルータなので性能とか特に関係ないですしね。

私は、格安端末を買っていますが、Galaxy S4などの数世代前のハイエンド端末も100ドル前後で扱っています。また、値段は通常通りですが最新の端末も一部扱っています。iPhone7も扱いはあるようですね。

■問題点

実際に端末を購入してから感じた不便や問題点についてですが、

①スマートフォンでテザリングができない

正確に言うと3.99ドルのオプションをつければ可能ですが、無料運用でテザリングができないのはちょっと不便です。
私のように、『帰任後に旅行でアメリカに来た時に使うために持っておきたい』、という目的だとマイナスポイントです。

ちなみに、私が購入したHTC Desire510Simの制限だけではなく、端末でもテザリングができないように設定されていました。
キャリアから仕入れた端末をそのまま売っているようなので、制約がある端末もあるようです。(私は
Simフリー化してテザリングを検証しました。)

 

 

②サービスが良くない

とにかくWEBサイトが不親切。リンクがちゃんと貼っていなかったり、ユーザ情報/契約情報の確認が一覧でできなかったり、確認漏れを狙っているのか?というくらい情報が探しにくいです。
それに、メールサポートの対応も遅いので、自分である程度の情報を集めることができないと、使うのは大変です。

③契約がわかりにくい

最初に端末を購入した時点では、1GBデータ通信(19.99ドル)がフリーでついていたり、プレミアムサービスパック(7.99ドル)がついていたりするので、それを解約し忘れると毎月お金がかかってしまいます。

また、契約段階ではトップアップが設定されており、データ制限を超えると自動的にデータ通信量が追加購入されてしまいます。忘れずに解除しておかないと、気が付いたら無料ではなくなっています。
さらに、FreedomPopからOfferのメールが来たりするのですが、ワンクリックで契約されてしまうことがあるので注意しましょう。再確認の画面は出てこないです。
これに騙されて、
3.99ドルのオプションを契約することになってしまいました。。。

④端末トラブルが多い

今のところ、2/2でトラブルが起きています。
1台目のHTC Desire 510では、OSの設定でテザリングが出来ないようになっていたので、ルートをとって自力でテザリングの設定を復活させる必要がありました。FreedomPopのテザリング・オプションは契約していたのに、、、

2台目のNetgear Zingでは、バッテリートラブル発生中です。(12月6日時点未解決)
充電しても、no batteryやVery low batteryという表示が出ます。その割に、1時間くらい繋ぎっぱなしでも電源が落ちません。
本日届いたばかりなのでよくわかっていないのですが、バッテリ残量のモニタリングがうまくできていないようです。
ネットで検索すると、ある時期からトラブル報告が急増している様子。おそらくファームウェアの問題でしょう。

なんで安いかがよくわかりますね。
自社でちゃんと動作確認をしてほしいものです。

■要調査項目

今の段階でよくわかっていない項目もいくつかあります。

①Wifiルータでテザリングが無料で可能か

前述のとおりSmartphoneではSimカードの制限によって、オプション無しではテザリングができません。
もしモバイル
Wifiルータで携帯端末を接続できなかったら、まったく役に立たないですよねー
Zing端末が届いたので、近々検証してみる予定です。

  – 2017年4月9日追記

  無事、Zing Wifiルータでは無料で接続が可能でした!これなら帰国した後でアメリカ旅行するときにも利用できそうです。

 

②Simは端末制限がかけられているか?

端末に入っていたSimカードをほかの端末(例えばiPhone)で使えると便利ですよね。
旅行の時だけ自分の携帯に差し替えれば、日本帰国後も持っておく価値があります。

検証中ですが、Netgear ZingのSimカードをHTC Desire 510に挿してもデータ通信してくれなかったので、おそらくSimカードと端末は紐づけされていると思われます。

 

③購入した端末はSimフリーか?

Wifiルータなど、別で手に入れたSimを使えると便利ですよね。
SprintSimに制限されているのか、他社のSimでも使えるのかが気になるところです。
まぁ、Sprint用の端末は対応バンド帯が他社と違うのでSimの差し替えは難しいですが(笑)

もし、確認が取れたら追記 or 新記事追加します。

■おわりに

最近は日本でもNuromobile0Sim by So-netということで似たようなサービスを始めていますが、そちらは無料なのはデータ通信だけの様です。
通話もメッセージも無料でできるところが
FreedomPopの強みと言っていいでしょう。
ただし、サービスは正直良くないので、自分で端末の情報を集めたり設定を変更したりしながら使っていく形になると思います。
今後も、おもちゃ代わりにいろいろな端末を買ってみようと思っています。

 

Miya旦那

赴任準備 物の準備メイン3点

アメリカに引越すにあたり、

よく「持って行ったほうがいい」と聞くけど、実際どうなの??って気になる所持物の検討をしてみました

リストアップするのには、
〈日本特有のもの〉と〈高品質なもの〉と〈代用出来ないもの〉を主として考えるとはかどります。
よく聞くのが炊飯器・ティッシュ・常備薬が上記項目の代表格ではないでしょうか。
今回はこの3つを分析してみようと思います。


【炊飯器】
日本の炊飯器がそのまま変圧無しで使えます。
ただし、現地でも買えます
大きめのスーパーマーケット・アジア食品店・アマゾンなどで簡単に買う事が出来ますが、価格は日本よりも高め
同スペックのもので、大体2倍くらいのお値段とみて良いと思います。

圧力スチームなどはなかなか高額なので、お米にこだわる方や、すでにこのクラスのものをお持ちのかたは日本から持ってきた方が良いと思います。
単身や実費負担で引越しされる方は送料も掛かるので不要ですね。
1~2人で期間限定で渡米される方は、お鍋で炊くか面倒になったら安めの炊飯器を購入される方が多いようです。

私は航空便で送りましたが、慣れない土地で第一弾のお米が恋しくなる頃に届いたので、タイミングとしては丁度良かったです。

近くに日系スーパーがあったり、ジャパニーズレストランを利用すればもう少し長く耐えられますし、ジャポニカ米さえ手に入れればお鍋で炊けます。

どちらにしろ、引っ越し代金会社負担の方や、お米は美味しくないと嫌!という方だけ持ってこられる方針でいいと思います。

私の周りでもお焦げが出来たなどの実例は聞いた事がありませんが、電圧関係のの安全性は保障できませんのであくまで電化製品は自己責任でお願いします。

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【ティッシュ】
安くは無いですが、現地でもある程度の品質ものが買えます
ただ、生活立ち上げの際に品質を考慮しつつ探すのは大変なので、気になる方はお気に入りを数箱入れておくと安心です。
私は鼻炎や花粉症・風邪の季節にはネピア品質以上でないと鼻がただれてしまうので、手荷物に使い掛けのネピア・航空便に鼻セレブを1箱、船便にアクアヴェール10箱・ネピアを5箱・鼻セレブを5箱・ポケットティッシュを15個を持ってきました。
普段はペーパーナプキンをティッシュ代わりにしているので、主にメイクを落とす時と鼻をかむ時専用になっています。
半年間でまだ3箱程度の消費です。
外出先でも、ナプキンやペーパー類は大量に置いてあるので、家の中だけで考えて大丈夫です。
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【常備薬】
Maxで持って行けるのは薬箱を1とカウントとし、船便で1箱・航空便で1箱・手荷物で常識内3ヶ月程度分までです。
薬箱の大きさは細かく規定は無いものの、常識範囲内での薬箱との事です。
(引越し便は船・空同じ名義人でも、荷物のカウントは別扱いだそうです。)
他の品目も同じですが、3か月で消費す量が関税の規準らしいです。

船便・航空便の引越し便で気を付けなければならないのは、「医薬品」である事。
ドリンク剤やサプリメント等は食品扱いになるので、手荷物の預け入れ(スーツケース)入れる事になります。
機内持込みの場合は、液体物はNGです。
それでも手荷物量的に難しければ、郵便局などから国際便の利用で送ります。

あと、処方された薬の場合は処方箋も一緒に入れておいた方が良いらしいです。
薬局で処方してもらう時に、薬の説明書きを英文でもらう事が出来ますのでお願いしてみてください。
先生にも病名を英語で教えてもらっておくと、アメリカの病院にかかる時にスムーズです。

アメリカでも簡単に薬は手に入りますが、症状を正確に伝えたり、病院に掛かるにも保険の手続きが気になりますので、引越しが落ち着くまでの間の風邪薬や、飲み続けている常備薬は多めに持っていく事をオススメします。
特に漢方薬をお飲みの方はアメリカでも浸透してきているとはいえ、ドラックストアで買う事は困難ですので、担当医に掛かるまでは十分に注意が必要です。

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あくまで私個人の感想ですが、参考にしていただければ幸いです。

 

 

アメリカで使える携帯電話 – アメリカの携帯電話事情③

前の記事でも記載した通り、アメリカと日本では使っている周波数帯が大きく異なります。
ヨーロッパだと日本の携帯がそのまま使えることもあるのですが、アメリカではなかなかそうはいきません。
今回は私が渡米前に検討したスマートフォンを紹介します。

 

■アメリカで使える日本の携帯電話

私は渡米前にHTC Desire 626というスマートフォンを準備しました。
これは、Docomoの回線(W-CDMA)に対応しており、3Gの周波数バンド5に対応していますので、AT&Tの3G回線(HSPA含む)で利用することが可能です。
さらに、私が購入したときには楽天モバイルで半額購入が可能でした。

また、AT&TのSimカードはAmazon.co.jpで並行輸入品が購入できますので、日本で準備が可能です。

当時私はiPhone5s(Simロック版)を利用していたので安価なスマートフォンを買いましたが、GoogleのNexusシリーズなど海外メーカのハイエンド携帯であればアメリカの帯域に対応したものも多いです。

ちなみに、私は渡米後にiPhone6sを購入してSimを差し替えて利用しています。
というのも、出張でアリゾナ州に行ったときDesire 626ではAT&Tの回線が2Gしかつかめなかったためです。おそらくアリゾナではAT&Tはバンド2で運用しているのでしょう。

さらにちなみにですが、HTC Desire 626はアメリカ仕様の端末もあります。もちろん、そちらはアメリカのバンド帯に対応しています。

楽天モバイルで売っているのは日本仕様ですね。
HTCは、対応バンド帯をグローバルで統一していくとのことなので、今後のスマートフォンに期待できます。

 

■iPhone最強説

先に書いた通り、出張先で使えないという問題が発生したため、高価ですが有名どころのiPhone 6sをAppleで購入しました。

で、購入前に調べて初めて知ったのですが、、、

なんと、iPhone6sはGSMとCDMAの両方の通信方式に対応し、更にほぼ全てのバンド帯に対応しています。Simフリー版を持っていれば世界中どこに行っても、Simを差し替えれば使えます。
対応しているバンド帯が多いのは知っていましたが、、、驚愕の対応力でした。
私の持っているiPhone 6s (A1633モデル)だと・・・


 – LTE(バンド1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、20、25、26、27、28、29、30)
– TD-LTE(バンド38、39、40、41)
– TD-SCDMA 1,900(F)、2,000(A)
– UMTS/HSPA+/DC-HSDPA(850、900、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
– CDMA EV-DO Rev. A(800、1,700/2,100、1,900、2,100MHz)
– GSM/EDGE(850、900、1,800、1,900MHz)


Apple公式サイトより

UMTSというのは、W-CDMAと同じと思っていいと思います。
ほぼ全ての帯域をカバーしていますね。Apple恐るべし。

ちなみに5sや5cでは、そこまではカバーできていないので注意が必要です。iPhone7は6s同様のカバー率のようですね。
何にするか困ったら、iPhoneというのは世界共通で言えそうです。

 

 

by Miya旦那

各キャリアの通信方式 – アメリカの携帯電話事情②

アメリカの携帯キャリアは、日本のキャリアと使っている周波数が違います。
使っている通信方式はキャリアによっては互換性があるのですが、いかんせん周波数が対応していないということが多いようです。

なので、日本で使っているミドルエンド(中価格帯)までの携帯電話はアメリカでは使えないことが多いです。
iPhone最強説がここで出てくるのですが、それは別の記事で。

まずは、各社の通信方式から紹介していきます。

 

■各社の通信方式

日本で携帯電話を使っていて、「Docomoの携帯はauでは使えない」といった話を聞いたことはないでしょうか?Simロックの問題もありますが、根本的に通信方式がその2社では異なります。
同じように、アメリカのキャリアでも採用している通信方式が違うのでキャリアを移る際には気を付けましょう。

括弧前は2Gの通信方式、括弧内は3Gの方式です。

  • CDMA (CDMA2000)                     : Verizon、Sprint
  • GSM /EDGE(W-CDMA / UMTS)  : AT&T
  • GSM (W-CDMA / UMTS)            : T-mobile

ちなみに日本では、

  • CDMA2000: au
  • W-CDMA   : Docomo、Softbank

もしも日本の携帯電話を持ち込む場合は、Docomoに対応している携帯であればAT&TとT-mobileで利用できる可能性があります。後はバンド帯に対応しているかどうかです。
ちなみに、ヨーロッパではGSM系が強いようなので、何も思うところがなければGSMに対応できる携帯のほうが便利かもしれません。

 

■各社のバンド帯

バンド帯というのは、いわゆる使っている周波数帯のことです。通信の専門家ではないので、下記は参考情報程度にお願いします。
CDMA2000を利用しているキャリアを青文字にしています。

2G 3G LTE
Verizon
(CDMA/CDMA2000)
800MHz?
/ 1900MHz
Band 0 : 850MHz
Band 1 : 2100MHz
Band 2 : 1900MHz
Band 4 : AWS
Band 13 : 700MHz
AT&T
(GSM/W-CDMA)
850MHz
/ 1900MHz
Band 2 : 1900MHz
Band 5 : 850MHz
Band 2 : 1900MHz
Band 4 : AWS
Band 5 : 850MHz
Band 12 : 700MHz (B)
Band 17 : 700MHz (C)
Band 29 : 700MHz
Band 30 : 2300MHz
T-mobile
(GSM/W-CDMA)
850MHz
/ 1900MHz
Band 2 : 1900MHz
Band 4 : AWS
Band 2 : 1900MHz
Band 4 : AWS
Band 12 : 700MHz
Sprint
(CDMA/CDMA2000)
800MHz?
/ 1900MHz
Band 1 : 2100MHz
Band 10 : 800MHz
Band 25 : 1900MHz
Band 26 : 850MHz
Band 41 : 2500MHz

  AWS : (up : 1700MHz / down : 2100MHz)

ちなみに、日本のキャリアは以下の通り。

  2G 3G LTE
Docomo
(GSM/W-CDMA)
Band 1 : 2100MHz
Band 6 : 800MHz
Band 9 : 1700MHz
Band 19 : 800MHz
Band 1 : 2100MHz
Band 3 : 1700MHz
Band 19 : 800MHz
Band 21 : 1500MHz
Band 28 : 700MHz
Softbank
(GSM/W-CDMA)
Band 1 : 2100MHz
Band 8 : 900MHz
Band 11 : 1500MHz
Band 1 : 2100MHz
Band 3 : 1700MHz
Band 8 : 900MHz
Band 28 : 700MHz
Band 41 : 2500MHz
au
(CDMA/CDMA2000)
 – Band 1 : 2100MHz
Band 18 : 800MHz
Band 1 : 2100MHz
Band 11 : 1500MHz
Band 18 : 800MHz
Band 26 : 850MHz
Band 28 : 700MHz
 

 

下記2点を除き、通信方式と周波数帯が見事に重なっていないですね。

  • auのBand1対応端末なら、Simフリー化すればVerizonで使えるのか??
  • SoftbankのLTE Band41とSprint Band41は互換があるのか?(アメリカ放題はここをうまく使っている?)

検証する予定はないですが、可能性としては使えるかもしれません。
なお、2Gはかろうじて電話とテキストメッセージに使える程度なので、上記を除く日本のバンド帯にしか対応していない携帯電話はアメリカでは使えないと言い切ってもいいでしょう。

 

■おわりに

アメリカで携帯電話を持つのであれば、アメリカで購入するか、ハイエンドでGlobalに使える携帯電話を購入して利用しないと使い物にならないことがわかっていただけるかと思います。
通信帯域といい、測量単位といい、独自路線を突き進みすぎて。。。

 

by Miya旦那

アメリカの携帯キャリア – アメリカの携帯電話事情①

4月に赴任して以来半年以上たったので、忘れないうちにまとめておきます。
(2016/11/26現在)

 

■キャリア

アメリカには大きく分けて4種類の電話回線網があります。

– Verizon
– AT&T
– T-mobile
– Sprint

これらが、日本でいうところのDocomo、au by KDDI、Softbankの3大キャリアに対応する4大キャリアです。
これに加えて、相当数のMVNO(要は格安Simの会社)がありますが、それらMVNOも上記の4社の回線を使っているので、4大キャリアの特徴を押さえておくと楽でしょう。

■契約形態

契約形態は下記の2つ。

– ポストペイド:日本の携帯と同じ。契約書を交わして使用量に応じて支払いを行う形式
プリペイド:あらかじめ課金しておき、そこから料金が引き落とされる形式

アメリカの生活にあたって、特にポストペイドで契約する必要性は特に感じていません。
アメリカは契約によって信用が築かれるので、何年にもわたりアメリカに滞在する場合には検討されてもいいと思います。
機会があれば挑戦して記事にしたいと思います。

■料金体系(プリペイド)

下記が、大まかな特徴と料金体系になります。
現在私はプリペイド契約でAT&TのSimを利用しているため、AT&T贔屓になるのはご容赦願います。

  Verizon AT&T T-mobile Sprint
回線エリア
月額料金 $50 $45 (4GB)
ただし、自動支払い適用で
$40
$50 $45 (3GB)
$55 (6GB)
国際通話対応
(to 日本)
×
$0.25/min

$0.25/min


$5/月 (250min)
$15/月 (1000min)


$1.99/min


$15/month


$0.21/min

 

料金は、国内通話無料/国内テキストメッセージ無料/データ通信5GBの条件で比較。AT&Tは4GBプラン、Sprintは3GBと6GBプランを記載(これら2社は5GBは現状なし)。

国際電話の月額プランは、固定電話にのみ適用され、携帯電話への通話は分刻みで課金されます。。。
T-mobileは$15/monthの契約をしていれば、携帯への通話も割安料金になってくれる模様。

 

MVNO各社はそれぞれ独自のプランを持っているので、自分に合ったものを探すのも一つです。

■各社の評価

上記を見ていただけるとわかるように、国内利用では基本的に各社の差はほとんどなく、街中やちょっとした郊外で生活している限りは問題になったことは全くありません。データ通信も、いろんなところにWifiが飛んでいるので3GBあれば十分かと思います。

 

単身赴任など日本との通話が多い人にとっては、国際通話が悩みどころですね。
その場合、私はAT&Tをおすすめします。SkypeやLineなどを併用すれば、250分以上話すことも少ないと思いますので。

ちなみに、T-mobieとSprintを利用している友人達も米国内利用については大きな問題はないと言っていました。他の3社と比べてSprintは郊外でつながらないところが稀にあると友人から聞いたことがありますが、普段生活している上では全く問題ないようです。
(ただし、Softbankのアメリカ放題は別回線なのかつながらないことが多々ありました。)

微妙ですが大きな違いとしては、山間部などに行った場合は、Verizonでないと電波が届かないケースがあるらしいとのこと。

■結論

結論としては、料金/回線エリアの面からみるとキャリアに関しては特にこだわる必要はなく、自分の居住区からアクセスのしやすいところで契約されるといいと思います。

山登りや絶景巡りなどが好きな人は、Verizonを選びましょう(笑)

 

■おまけ

ちなみに、私がAT&Tを選んだ理由は、日本のAmazon.co.jpでSimカードを入手できたことと、当時自分が持っていた携帯電話が対応している通信バンド帯がAT&Tの帯域だけだったからです。

iPhoneのようにハイエンドのSimフリー携帯を持っている方は、Ready Simなど旅行者用のSimカードを買って行き、ゆるりと選ぶのも選択肢の一つです。

 

各社の通信バンド帯/IP電話/格安携帯(FreedomPop)体験記、については、また後日記事にしたいと思います。

 

by Miya旦那